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花宮SIDE
朱鳥「やだーA姉ご乱心ー!たいへーん!」
朱鳥の嬉しそうな挑発する声
それだけであの桜井良は顔を歪ませる
ああ、その顔が見たかった。早く感情的になってしまえ
そうすれば簡単に壊せる
原「あらら、9番君落としちゃったねー貰っちゃうよー」
猫の様に体を捻らせてシュートを入れる
特攻隊長がダメだと流石の桐皇もキセキの世代が出てくるまではそこまで苦じゃねえな
ま、Aと朱鳥と俺がいる時点で彼奴はシュートはいんねーか
意識が別のところ向いちまってるもんなぁ…
今「Aがあそこまで機嫌悪いところ初めて見たわ…それにあの女の子誰や…」
花「アンタに教える必要はねえ」
悠々とした余裕でドリブルをつく今吉さんからボールを奪う
そのままシュートを決めて一瞬Aの方に視線を向ける
細く切れ長の瞳は猟奇的で美しい
体がゾクゾクするほどその瞳が大好きだ
俺の心を奪っていくその瞳はめったに見れねえから…
…絶対後から俺からめっちゃキスしてやる
多分、逆手に取られて彼奴からされるんだろうけど
古「花宮調子いいな」
花「俺はAがいるだけでいつも調子いいっつーの」
山「Aがあの目の時は特に調子いいだろ」
当たり前だ。だって好きな女には勝利を捧げたいじゃねえか
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時