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古橋SIDE
花「自分の誕生日忘れるってどういうことだよ」
『悪かったって…』
頬を膨らませて機嫌の悪さを醸し出す花宮
Aは苦笑いを浮かべて制服のブレザーを手に取る
原「…?Aもう出るの?」
『少しばかり用事があるからな。山崎行くぞ』
山「おう。朝御飯冷蔵庫に入れてあるから適当に食えよ」
かなり急いでいるようで見送る隙もなく駆け出して行った
瀬「かなり急いでたみたいだね……そういやプレゼント何にした?俺は本」
原「Aに似合いそうな羽織。朔さんに手伝って貰って選んだよー」
花「お揃いのブレスレット。もう一つあるけどそれは内緒」
古「俺は髪飾りを。山崎は何にしたんだろうな」
花「朝早くから起きてケーキ作ってたぜ?めっちゃ気合い入れてた」
原瀬「うわ…流石オカンだわ…」
珍しくAが起きてくるのが遅かったから山崎がケーキ作る時間があったんだろう
朔さんに散々振り回されてたしな…仕方ないっちゃ仕方ないんだが
まぁ、梨咲さんと違って朔さん年に数回帰って来る位だから色々したい事があるんだろうけど
Aにとっては慣れない環境なのかもしれない
俺達がAがいない事に慣れない事の様に…
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時