Dependent ＆ Madlove ３ (ページ1)

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ASIDE -数日後-
花「あ、やっと起きた」

『随分と大胆なことしてくれるな…』

目が覚めた瞬間私の上に馬乗りになった花宮に溜息が出る

母さんがいた事でたまった疲れがまだ抜けきってないのかだるかった

花宮がこんな事するってのはなんかの日だよな…

…やばいな。全く記憶に無い

花「今日は何の日でしょう？」

『何の日だっけ』

花「…わかんねえの？」

うるっと瞳を潤ませて見つめてくる

そんな顔されても思い出せないものは思い出せない

『ごめん。本当に分からない』

花「お前の誕生日だろ…ばぁか…！！」

ボロボロと零れ落ちてくる涙

本当に私の事でもよく泣くな…ただ単に誕生日忘れてただけだろ…

自分の方に引き寄せて唇を重ねる

『ん、ありがと』

花「…まだ、プレゼント渡してねえよ。というか今日は俺からしようと思ったのに」

手首を引かれて何か冷たい物が手に付けられキスが落とされた

少し顔を赤らめて微笑む

花「誕生日、おめでとう…A。これからも一緒に居させてくれよ？」

『もちろん。一緒に居させてくれるなら』

深い口づけを交わした、そんな何時もとは少し違った午前6時