責任、そして動き出す空気。 ページ13
その言葉を聞いてしまった瞬間、僕の何かが切れた。
和成と僕を繋ぐ何か？
違う。
じゃあ、さっき切れたのは―――。
感情のコントロールをする、大事な何か。
「It and that is right.
If so I should disappear soon.
It was good once away from the I hate you.」
「It would have a lot to such instead?
There is no need to be present to me.
Well, bye!」
がちゃん、と花瓶を割る。鋭い破片を取り、首に当てる。
「Wait a second!!
Lay off, there is no such as meaning.
If do such a thing, I also die together!」
花宮クンが僕を止める。
どうして？僕の代わりはたくさんいるだろう…？
「Why?
There are many people consisting instead of me?」
「It is not people consisting instead of you.
You disappears and no longer have you.
Not only are you me.Idiot!」
そう言われて、抱きしめられる。
からん、と手に持っていた破片も落とした。
なんて馬鹿な事をしていたんだろう。
何をしようとしていたんだろう。
涙があふれてくる。僕のことを想ってくれている、人がいた。
嬉しかった。単純に。
「ごめ、んなさいっ……なさいっ…！」
「…うざ。」
ふと耳に入ってきた言葉。
誰が言ったかはもう想像がつく。
「あー、マジうっざ…。俺がどんだけ大切にしてやったか覚えてる？
今更そっちに逃げるとか…さっさと死.ねばいいのに。」
「お前…、自分が何を言っているか分かっているのか？
その言葉に責任はあるんだな？その言葉でAが死んだとしたら…責任はとれるのか？」
無表情の人が言う。昔、大切な人が『言葉』でいなくなったように、淡々と。
「……はぁ？」
「もう一度言う。その言葉に責任はあるんだな？
その言葉でAが死んでも責任はとれるんだな？」
和成が無表情の人を睨みつける。
でも無表情の人は話し続けた。まるで自分の過去を話すように。
「少しは覚悟してから言葉を言え。
…お前みたいに、考えないで言葉を出すやつがい「止めろ、古橋」
「…すまない。話しすぎた」
花宮クンが無表情の人、もとい古橋クンを止める。
それから花宮クンが話し出す。
「とにかく、早くここから出て行ってくれるか？高尾」
ちっ、と舌打ちをし、和成は病室から出て行った。
固まっていた空気がやっと動き出したような、安心感に包まれた。
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霧崎沙流＠天ぷら系女子(プロフ) - [忘却王]れおさん» 面白かったですか…。とても嬉しい限りです。こちらこそ、この作品を最後まで読んでくださりありがとうございます。 (2014年3月29日 22時) (
レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
[忘却王]れお(プロフ) - 完結おめでとう。すごく面白かったです。終わらせ方も好みでした。ありがとうございました。 (2014年3月29日 22時) (レス) id: 8ad14d2c12 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎沙流＠天ぷら系女子(プロフ) - ★黒猫★さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2014年3月20日 18時) (レス) id: 212878b2bc (このIDを非表示/違反報告)
★黒猫★(プロフ) - 続きが気になります．更新がんばってください！ (2014年3月20日 16時) (レス) id: a547ed74fa (このIDを非表示/違反報告)
★黒猫★(プロフ) - 続きが気になります．更新がんばってください！ (2014年3月20日 16時) (レス) id: a547ed74fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧崎 沙流 | 作者ホームページ：http://yaplog.jp/kirisaki73/
作成日時：2013年7月19日 21時
