rumor,74 ページ32
「(これで良いんだよ、これで…
早く唯さん、佐野と…くっついてよ、
お願いだから_____)」
「A…」
「ん?明那…どうしたの?」
明那に声をかけられて、
考えていたことをパッと消して
明那に笑顔を向ける。
そんな私を明那は、悲しそうに見つめた。
「…?明那?どうしたの?」
「それはこっちのセリフ…
ねぇ、A あなた、もしかして______」
「雪村A」
「「!」」
そんな私と明那の教室に、突然と彼女が現れた
それは凛さんで、
凛さんの隣には唯さんがいなくて、
1人で来たようだった。
私の名前を呼ぶなり、
凛さんはちょっと来てと私を呼び出す。
…うっわ、嫌な予感しかしない
凛さんの顔も怖いし、絶対私に怒るやつじゃん
「A、凛についていかなくて良いよ」
「…ううん、明那 行くよ」
「え、A!!?」
「明那、ちょっと待ってて」
凛さんはどうやら、私だけに用があるみたい。
だから明那に心配しないでと
笑顔を見せて、私は息を飲んだ後
凛さんに着いて行った。
凛さんに連れてこられたのは女子トイレ、
しかも今は誰もいない。
………余計に、怖さ倍増。
「凛さん、どうしたの______」
ペチンッ
うわ、いった
突然、凛さんに 頬にビンタをされた。
痛む頬を片手で押さえながら
目の前の凛さんを見る。
凛さんは、私を睨んでる。
「あんた……あいつに何してんの?」
「あいつ…?」
「佐野に決まってんでしょ!!?」
決まってんの?………いや そんなん分かるか!!?
「唯、佐野と今良い感じなの」
「うん…それ、は…凄く知ってます」
「凄く知ってる!?
なら!何であの子はまだ付き合ってないの!?」
…付き合って、ないんだ……
…ッ、やめて私
付き合ってないって聞いて、
喜ぶ私、消えて、ほんと。
もう、嫌だ。
「そんなの、分かんないよ」
「分かんないじゃないでしょ!!?」
パチンって、反対側の頬も叩かれた。
私は頬を押さえていた手を下ろす、
頬の痛みをジンジン感じる。
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結祈華(プロフ) - くりすさん» コメントありがとうございます!良すぎますか!!?嬉しいです!!w千冬オチも作ろうかなとか考えたりしちゃってたり…((楽しみに待って頂けたら嬉しいです!これからも宜しくお願い致します! (2021年9月6日 1時) (レス) id: c15c2ccbb8 (このIDを非表示/違反報告)
結祈華(プロフ) - がーべらさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けるのは嬉しすぎます!マイキーくんも千冬も良いですよね!!オチは2人作ろうかなとか悩んじゃってます((これからも宜しくお願い致します! (2021年9月6日 1時) (レス) id: c15c2ccbb8 (このIDを非表示/違反報告)
くりす(プロフ) - 千冬良すぎますねwこれは千冬落ちバージョンもみたい位続きが楽しみすぎますぅぅ (2021年9月6日 1時) (レス) id: 6dab28c1fc (このIDを非表示/違反報告)
がーべら(プロフ) - 小説の流れがすごい好みすぎて、読めば読むほど味が出て、いつも更新を待ってます!!マイキーも千冬も大好きなので、どちらのおちも見てみたい!!素敵な小説待ってます♪ (2021年9月6日 0時) (レス) id: 55cfc2b408 (このIDを非表示/違反報告)
結祈華(プロフ) - 春風駘蕩さん» ごりせめの千冬くんでございますッ!!!!!書きながら、千冬オチもありかなと考えたり…((コメントありがとうございます! (2021年9月5日 22時) (レス) id: c15c2ccbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結祈華 | 作成日時:2021年8月25日 23時