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Reason 19 ページ21

*



そんなこんなでいつの間にか日曜日。
午前練習を終えて更衣室で急いで着替えている時、さつきさんに声をかけられた。



「Aちゃん!今日あっちゃん達と遊ぶつもりなんだけどAちゃんも一緒にどう?」



今日…。なんてバッドタイミングなんだ。



「すみません、今日は急ぎの用があるので。でもお誘いしてくださりありがとうございます。また誘ってください」

「いいよ!私こそ急にごめんね。また今度一緒に遊ぼうね!」

「はい。では私はこれで、お疲れ様でした」



私はそう言うと3人は「「「お疲れ様ー」」」と言ってきた。本当にバスケ部のマネージャーはいい人達だ。






電車で帝光中の最寄りの駅から3駅離れた駅で降り、その駅から10分ほど歩くと和成の言っていた○○中学校に到着する。

体育館からだろうか、運動部特有の大きな掛け声が聞こえてくる。



「……あっちかな」



私は大きな掛け声が聞こえてきた方へ足を運んだ。



大きな声の元を辿ると案の定体育館があった。
体育館の中は選手たちがアップを始めており、掛け声やら何やらで凄い熱気に包まれているのが分かった。



「凄い……」



単純にそう思った。

あ、そろそろ始まるみたい。私は体育館の端っこへ行き、練習試合を観戦しようとした。



「あ、君が桜井の言ってた水星さん?」

「え?あ、はい」



突然のことで驚きを隠せなかったが何とか平常心を保ち、話しかけてきた男性に応対する。

私は良に行くとは言ってないから、 和成が良に言ったのだろう。



「ごめんねー。観戦するならそこの階段をのぼって上で観てもらえると助かるんだけど」

「あぁ、すみません。今行きます」



男性の指示に従い階段をのぼる。

2階にたどり着き下を見てみるとアップを終え、既にコートに整列している選手たちが見えた。

その中には和成と良の姿が見える。さっき聞いた話なのだが今日の練習試合は一年が中心らしい。

あ、2人ともこっちに気づいて手を振ってきた。私も手を振ろう。



「2人ともガンバレ」



その言葉を呟いたと同時に試合は始まった。

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高村涼也(プロフ) - 霧月さん» コメント有難うございます。カメ更新な上に拙い文章ではありますが、精一杯頑張ります。 (2015年8月9日 18時) (レス) id: 74e89393c2 (このIDを非表示/違反報告)
霧月 - とても面白いです!!!更新頑張ってください!楽しみにしています♪ (2015年8月9日 18時) (レス) id: e601f87f67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高村涼也 | 作成日時:2015年2月12日 1時

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