波紋165 ページ33
無理無理！！
そう馬に伝えようと必死だったが…伝わる訳ありませんよね、知ってた
でも日が出ているから乗ってもすぐに日陰に入らないと問題だ…
『………………(ｶﾞｸｶﾞｸ)』
馬「♪」
結局乗りました
高い怖い落ちるーーー！！(泣)
『馬さん、あっちの日陰の方に行ってください…私は日に当たったらいけないんですよ』
そう言って日陰の方を指差すとそちらに向かって歩き出した
へぇ…馬ってこうやって動かすのか(※違います)
木が立ち並ぶ場所までくると、多少日が当たりはするがこれくらいなら問題ない
しばらく馬と一緒に散歩を楽しんだ
途中で木の枝に頭をぶつけたり
ジャンプした馬の振動でずり落ちそうにはなったけどね！！
『この高さから見る景色は全然違いますね』
馬「ﾌﾞﾙﾙ」
『あ、後で畑で取れたニンジンを差し上げましょう』
馬「♪」
『でも皆さん馬に乗りながらよく戦えますよねぇ…私両手で持っていないと落ちる自信しかありませんよ；』
振動もあるし今は歩いているだけだけど走った馬に乗って刀を振るう姿を想像しただけで皆がどれくらい凄いのか分かる気がした
慣れてるのもあるんだろうけど…
『今度ちゃんとした乗り方を教えてもらって一緒にお散歩しましょうね！』
馬「♪(ﾀﾞｯ!!」
『え"！？ちょっと待って！！今じゃないってばーーーー！！！！(泣)』
散歩と言う言葉に反応したのか、それは馬にしか分からないが…
いきなり走り出した馬の首にしがみ付いて落ちないように必死だ
『ストップだよ馬さん！！！(泣)』
馬「♪(加速)」
『ちーーーがーーーーうーーーー！！！！(号泣)』
もっと加速して走り出した馬を止めようと必死で制止を掛けるが止まらない
てか絶対楽しんでるでしょ！？ワザとでしょ！？
そう思っていたら今度は急に止まった
瞑っていた目を開けるとそこにはもう一頭の馬がいた
鳴狐「…大丈夫？」
『鳴狐さん！！』
馬に乗っていたのはお供の狐さんを連れていない鳴狐さんだった
お供の狐さんは！？
私を馬から降ろすとよしよし、と頭を撫でて傘を手渡された
『あの、ありがとうございます！』
鳴狐「うん…」
『えっと…馬さんは遊んでいただけなので怒らないであげてください！』
鳴狐「…分かった」
鳴狐さんは馬二頭を連れて馬小屋の方に戻って行った
でもどうして馬当番でもない鳴狐さんが…？
謎だ、やはりお供の狐さんがいる
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黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ！！応援ありがとうございます( ´∀｀ )これからも頑張りますね！ (2016年8月8日 0時) (
レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか！？頑張って下さい！応援してます！(*´ω｀*)何回もコメしてすみません！ (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます！無事帰って来たので更新を再開します( ´∀｀ )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ！何とかなりますって！(*´∀｀) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね！！4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください！ (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年7月20日 19時
