波紋110 ページ22
鶴「黒狼の事を気にしているのか？」
『…は？え？なんで知ってるんですか！？』
鶴「黒狼とレイの話し声が聞こえてしまっただけさ！」
『(絶対盗み聞きしてただろう)』
まさか聞かれているとは…
黒狼絶対分かってたよね？
人の気配とか人一倍分かりそうじゃん！？
まぁ別に聞かれたくない内容は話してないからいいんだけど…
鶴「レイのせいじゃない…俺達が悪いんだ、だからレイはは何も気にする必要はない」
『…いいえ、私が弱いのがいけなかったんです』
鶴「レイは強いぞ？俺に勝ったんだからな！」
『そうじゃないんです…そうじゃなくて…、私もっと強くならなくちゃいけないんです！一人で過ごしてきた期間が長かったから心が弱いんです…だから、もっと人を見ないといけない、話さないと…関わらないといけない』
鶴「…俺達が正気に戻った時、普通の人間なら自分にしたことが許せなくて怒ったり、泣いたりするだろう？でもレイは違った、俺達ともう一度頑張っていきたいと言った…レイはレイが思う以上に強いと思うぞ？」
『…そうでしょうか、私は人の視線が怖いです…こんな容姿だから珍しいかったり気持ち悪がられたり笑われたりします、それを小さい頃から感じてきたので余計にでしょう』
鶴「世界には様々な人間がいるだろう？…そう思う人間もいれば、そうは思わない人間もいる
俺は人の姿をしているだけで人間ではないがレイの事は綺麗だと思う、なんというか…その、容姿も綺麗だが…心が綺麗だからな！」
そう言って笑う鶴丸さんを見ていると、一人で悩んでいたことがバカらしくて笑えてきた
鶴「しかし、一体どれくらいの量を飲んだんだ？」
『…酒瓶一本分ですね』
鶴「は！？酒瓶って…もしやあれじゃあないだろうな？」
鶴丸さんが指さしたのは私の部屋の机に置かれた酒瓶
勿論、と言うように鶴丸さんを見ると手で顔を覆ってため息をついていた
鶴「あの酒は次郎太刀のだろう？俺も飲んだことがあるが…あれは明日まで残るぞ？」
『…明日の出陣や内番については長谷部さんに伝えてもらうようにお願いしてあるので問題ないですよ』
鶴「光忠に見つかったら怒られるだろうな」
『……部屋から出ません』
鶴「誰かしら部屋にくるだろう？見つかってどのみち怒られる」
『…ではどうしろと？』
鶴「俺の酒に付き合ってくれ！」
怒られるのならば…一緒に怒られよう！
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葵 - 初めまして、いつも読ませてもらっています！早速なんですが、厨担当が厨短刀になってますよ！初めてコメントするのにすみません！これからも応援しています。 (2018年7月28日 20時) (
レス) id: 5fb93d012b (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 虎苺さん» ご指摘ありがとうございます！修正する前に読み直してみたら「じじいより長ぇ！！」と一人で大笑いしてしまいましたｗありがとうございました！ (2016年7月18日 21時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
虎苺(プロフ) - うぐの鍛刀時間は3:20ですよー。4:20になってます(＞人＜;) (2016年7月18日 21時) (レス) id: 56d38a1884 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - (夏｀ω´)ﾉ茄さん» こんにちは！いつもありがとうございます！ご指摘いただいたところは修正しました！ありがとうございます！今後も応援よろしくお願いします☆ (2016年7月18日 16時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
(夏｀ω´)ﾉ茄(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて貰ってます！波紋129の最後の方で名前の誤変換がありました。たぶん「何のプ(人1)だこれは」となっていると思います。勘違いだったらすみません;;更新待ってます (2016年7月18日 15時) (レス) id: 5ed2fa6b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年7月10日 11時
