波紋35 ページ39
加州「ね、他の奴にもあったの?」
『いえ、さっき起きたばかりだから…会ってません』
加州「俺、もしかして一番?」
『そうですね』
加州さんはニコッと笑って私の手を取った
そのまま廊下を進んでいくと何やら騒がしい部屋の前で止まる
この部屋は何なのか、と視線を加州さんに投げるとシーと指を口元に当てた
と思ったらパシーン!!と襖が壊れるのではないかと言うくらい思いっきり開けた
加州「待ち人、来たよ〜」
『あの、えっと…?』
中にいたのは小さな子供達
トランプで遊んでいたみたいだが…
手からトランプを落としている子
口を開いたまま閉じない子
目を見開いて固まっている子
襖を開けた音にビックリしたのか隠れている子
その中には私の知っている子達もいた
『五虎退!薬研!』
薬研「レイ姉!!?なんでここに!?」
五虎「姉上!」
加州「レイはこれからこの本丸で暮らすからみんな仲良くしてね〜」
『え、住むこと決定ですか!?』
加州「え、どこに行く気なの?」
『いや…だって、他の方もいらっしゃるんでしょう?なのに勝手にそんな事…』
加州「大丈夫!レイの事はみんな知ってるし、嫌だなんて言う奴はいない!」
薬研「そんな奴いたら俺っちがシメる(黒笑)」
ちょっと怖いよ薬研…;
それに五虎退、引っ付くのはいいけど周りの虎さんを何とかしてくれないと踏みそうだよ!
『よ、よろしくお願いします』
そう言うとわっと皆が私の傍に集まってきた
やはり五虎退同様、皆贈り物を身に付けている
それはそれで嬉しい
前田「私は前田藤四郎です!一度お会いしたいと思っていました!」
秋田「僕は秋田藤四郎です、この贈り物…ありがとうございます!」
厚「俺は厚藤四郎、よろしく!」
乱「僕は乱藤四郎だよ!聞いてた通り真っ白だ可愛い〜!」
平野「私は平野藤四郎です、よろしくお願いします」
『皆よろしくね?』
乱「ねぇねぇ!僕もレイ姉って呼んでもいい!?」
『いいよ!』
そう言うと他の子達も呼びたいと言ってきたので好きに呼んでいいよ、と言った
薬研と五虎退はそんな兄弟の様子を見てほほ笑んでいた
確かに微笑ましい光景…
でも本当にこんなに兄弟がいるとはビックリしたよ;
加州「レイ〜俺も構ってよ!」
『あ』
加州「今忘れてたでしょ」
『すいません…;』
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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです!これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀` ) (2016年7月17日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね! 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます(^^) (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します!ありがとうございます! (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年6月23日 21時