君との出会いが変えてくれたこと*:・'°☆ (ページ3)

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もやもやするけどページ3

～リサside～

言えた！

・・・アレンの名前を言えたことに、たいしたことじゃないのに、なんだかとても喜びを感じた。

それに、笑ってはいなかったけれど、アレンの表情がいつもよりずっと柔らかいものになっているのがわかって、喜んでくれているのかもしれないと思った。

自己満足で、事実じゃないかもしれないけれど、それでもすごく嬉しく感じた。

自分へのごほうびに、ちょっとしたお祝いをしたい気分になる。
たとえば、・・・ちょっとした遠出とか？
遊園地とか！！

「あの、明日遊園地行かない！？」

好きな人と遊園地とか、片想いでも贅沢！！むしろ片想いって割りきってるから、思いで作りにもってこい？

「ああ。わかった。
そうなると、今から少し用事があるから、昼は任せていいか？」

アレンはなんの迷いもなく承諾してくれた。夢じゃないのかな？と思いながら、心が踊る。

でも、用事ってなんだろう？女のひと？とか・・・そんなことないだろうけど・・・しかも私に関係ないし・・・

「うん！勿論！！気を付けてね！」

「ああ。行ってくる。」

快く見送ったものの、やはり少しモヤモヤが残る。
・・・私悪い子だな。独占欲・・・みたいな？
そう思うとよりいっそう気分が落ち込む。

結局久しぶりに色々な思いを紛らせるために、2次元へと逃げ込んだ。