８話 ページ8
『〜〜♪』
不意に携帯の音が鳴る。
画面を確認すると、親友からのラインが来ていた。
『明日提出の宿題、あれやった？？やばくない！？』
・・・うん、やばい。
絶賛やってない！！(；・∀・)
胸騒ぎはそのせいか。忘れてた・・・
実際、今日朝早く起きたのは、そのせいもあった。色々ゴタゴタしてるうちに忘れてたけど・・・
時計を見ると、まだぎりぎり午前中。
ちょっと不安だけど、家事は全部アレンに任せよう・・・
それで自分の部屋で全力でやれば間に合う！
・・・と言いたいところだけれど、実際は、一人で部屋にこもってやると漫画などに目がいってしまうし・・・
リビングでやれば、アレンがいるし、大丈夫か。
ガチャ
脱衣場の鍵が開く音がして、戸が開く。
「サイズ大丈夫だった？」
「ああ。ぴったりだ。
・・・わざわざすまない。」
アレンの方に目をやると、
・・・めちゃくちゃにあってる！！
なんでも似合うんだ！！イケメンだから！！！
思わず見とれてしまう。
・・・ってそうじゃなくて！！
いけないいけない！
「あの、今から宿題を頑張るから、家事、早速お願いしてもいい？？リビングでやろうと思うんだけど、やってる間はあんまり話しかけないでください！！全く話しかけないでって訳じゃないけど！！」
「ああ。むしろ役に立てるなら光栄だ。
・・・あと、宿題ってなんだ？」
え？？思わずアレンの方を見るが、アレンは本当にわからない、と言うような顔をしている。
宿題を知らない人って、この世にいるの！？
・・・いやでも、真面目に聞かれてるわけだし・・・
「課題・・・っていったらわかる？」
これで理解してもらえるだろうか、と少し不安に思いながら聞いてみる。
「ああ、なるほど。」
ほんとうにわからなかったんだ・・！！と驚きつつも、課題と言ってわかってもらえたことに少し安堵する。
「とりあえず、洗濯とお風呂洗うの、お願いしていい？スポンジとか洗剤とかは、脱衣場のたなのうえにあるやつね！」
「もちろん。」
彼が風呂場にいくと、私は課題を開いた。
ページはたしか・・・１５ページ！？
答えは略解しか配られていないという鬼畜仕様。
せめて半分いじょうはやらなきゃ先生に冷たい目で見られちゃうよね・・・
・・・控えめに言って、地獄に落ちた気分・・・
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優夜さんのファン1号 - そして私が知らないうちに続々と小説の投稿が増えてる〜ひやー嬉しい悲鳴です (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 15話まで読みました。リサの学校が始まって宿題が難しそうにしているところでアレンが教えてる！頭もいいですね。 (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 8話から10話まで読ませていただきました。面白いです。アレン料理作れるんですね。すごいです。 (2016年9月15日 15時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - こんな、小説に出会えて幸せものです。次回作も楽しみ過ぎるです (2016年9月12日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
皇優夜(プロフ) - 優夜さんのファン1号さん» 閲覧ありがとうございます！まだまだ拙い文章ですが、たくさん嬉しい感想をいただけてうれしいです♪今後も随時更新していきますので、閲覧よろしくお願いします！ (2016年9月12日 21時) (レス) id: cca9fc0d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇優夜 | 作成日時：2016年9月10日 23時
