7話 ページ7
髪を乾かしているアレンをおいて、階段を上って右から2番目の父親の部屋へと向かう。
タンスを開けると、たくさんのブランド服がハンガーにかけられている。
・・・これ、いくらするんだろう・・・(・・;)
と思いつつも、その中からアレンに合いそうなものを引ったくる。
父はいい人だけれど、ブランドものが大好きで、母も私も買いすぎだと頭を悩ませていた。お金がないわけではないけれど、絶対こんなに必要ないと思う。
だってシャツだけで40枚、ポロシャツを合わせたら60枚くらいあるって、どう考えてもおかしいとおもう。(海外にもたくさん持っていったのに!!)
現に、以前あまりの多さに母とこっそり何枚かお気に入りのやつじゃない服を売っても気づかなかったし(・・;)
だから多分ちょっとくらいくすねても気づかれないとおもう。
「あ、これ!」
さらにタンスの引き出し中を探ると、コンビニなどでよく売っている使い捨ててもいいレベルの下着のセットが何枚か出てきた。旅行の時に思わぬ事態があったときのために、恐らくいつも常備していたのだろう。
それらを抱えて下に降り、アレンに服を差し出す。
「これに着替えて!下着は・・・えっと、これでも着てて!」
なんセットかある中から無造作にひとつ選び、下着も渡し、アレンに脱衣場で着替えるように指示する。
アレンが着替えている間、私はなぜか胸がざわざわした。
私は何か忘れてないか!!?
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優夜さんのファン1号 - そして私が知らないうちに続々と小説の投稿が増えてる〜ひやー嬉しい悲鳴です (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 15話まで読みました。リサの学校が始まって宿題が難しそうにしているところでアレンが教えてる!頭もいいですね。 (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 8話から10話まで読ませていただきました。面白いです。アレン料理作れるんですね。すごいです。 (2016年9月15日 15時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - こんな、小説に出会えて幸せものです。次回作も楽しみ過ぎるです (2016年9月12日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
皇優夜(プロフ) - 優夜さんのファン1号さん» 閲覧ありがとうございます!まだまだ拙い文章ですが、たくさん嬉しい感想をいただけてうれしいです♪今後も随時更新していきますので、閲覧よろしくお願いします! (2016年9月12日 21時) (レス) id: cca9fc0d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皇優夜 | 作成日時:2016年9月10日 23時