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9話 ページ9

午後3時。宿題はまだ5ページ(わからなくて途中までしか解けてないの多目)ほどしかすすんでいない。

私がソファーに座って宿題をやっている間、言われた家事を終えたアレンは、ダイニングに座ってじっとしている。

いや、たしかに指示はしてないけど、・・・でも、この時間になったらご飯が食べたい。
ご飯までお願いしたら、流石によくないだろうか・・・いやでももう限界!

「お腹すいたーーー・・・。ご飯とか、作れたりする・・・??二人分、できたらお願いしたいんだけど・・・」

上目遣いに聞いてみる。

研究所から追い出されたっていってたし、そういう研究員みたいな仕事だと、毎日コンビニでご飯・・・みたいなイメージあるし、むりかな・・・

でも、ご免なさいいつも宿題をサボりまくってるから前回の時点で先生の態度が大分冷たくなってるんですお願いです、、、

思わず、心の中で神様にまでお願いしてしまう。

アレンのはんのうは・・・

「わかった。一応できるから、冷蔵庫のもの勝手に使っていいか?」

・・・よかった。できるんだ・・・

「うん。食器も冷蔵庫のものも、調理器具も適当に使って!おねがいします!!助かります!!」

なんだか会ってまだ少ししか経ってないのに、たくさん助けてもらっちゃってるな・・・

宿題をやりながら待っていると、手際のよさそうな野菜を切る音がして、少したってバターを炒めたときのいい香りが鼻をかすめた。

「できた。」

手を洗い、ダイニングに座ると、スクランブルエッグとキャベツとベーコンの炒め物、そしてトーストが出された。

「手際、いいんだね。」

手早く美味しそうなご飯が出てきて、驚いた、の一言しかでない。

しかも、料理を運んでくるイケメンの絵になること!!・・・癒される。

食べると、特にスクランブルエッグはふわふわで、キャベツとベーコンの炒め物はシンプルだけどしっかりした味付けで美味しくて、もうこれだけで十分もととれたわ・・・

と、下衆なことを思ってしまった。

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設定タグ:皇優夜 , 悲恋 , ラブコメ   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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優夜さんのファン1号 - そして私が知らないうちに続々と小説の投稿が増えてる〜ひやー嬉しい悲鳴です (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 15話まで読みました。リサの学校が始まって宿題が難しそうにしているところでアレンが教えてる!頭もいいですね。 (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 8話から10話まで読ませていただきました。面白いです。アレン料理作れるんですね。すごいです。 (2016年9月15日 15時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - こんな、小説に出会えて幸せものです。次回作も楽しみ過ぎるです (2016年9月12日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
皇優夜(プロフ) - 優夜さんのファン1号さん» 閲覧ありがとうございます!まだまだ拙い文章ですが、たくさん嬉しい感想をいただけてうれしいです♪今後も随時更新していきますので、閲覧よろしくお願いします! (2016年9月12日 21時) (レス) id: cca9fc0d62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:皇優夜 | 作成日時:2016年9月10日 23時

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