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牛「入部希望者か」
『あ、はい!』
(いやでっっっか…)
さすがは全国三本指のスパイカー、前に立ったときのプレッシャーが桁違いである
牛「そうか
白布、あとは頼む」
白「はい」
牛若は練習に戻るのか、白髪のアシメ前髪の人に後を託した。
(生牛若やっぱりえげつないなー、)
俺生きて卒業できるかな、と一抹の不安を抱えたところで現実に戻る。
白髪アシメの先輩がメモ用紙を挟んだバインダーを手に近づいてきた。
白「俺は白布賢二郎。2年でセッター。
そっちのおかっぱ頭から名前と出身、ポジション言ってって」
工 (おかっぱ頭…?)
「鉢川第一から来た五色工です! ポジションはウイングスパイカーでした」
『白金A、高槻中出身です。ポジションはミドルブロッカーです』
白「ふーん、お前ミドルブロッカーか。
ヒョロっちく見えるけど止められんの?」
『………』
あれ、これバカにされてる???
(あなただってどう見てもヒョロいじゃん??)
もちろん先輩だから言えないケド。
『飛べますよ、一応県ベスト4のチームのレギュラーでしたから』
少しでも反抗できればと満面の笑みで答えてやった。
白「ふーん。それならい」
??「きみミドルブロッカーなノ!?」
『!?』
白布さんの後ろから唐突に現れた先程の赤髪の先輩。
天「オレ3年の天童覚〜
Aチャンと同じミドルブロッカーだヨ〜」
ヨロシク☆とピースする天童さん。
ていうか3年だったのかこの人
『よろしくおね』
天「そういえばさっき俺は飛べるって言ってたよネ!
試しに若利クンのスパイク止めてみてヨ!」
人の話聞かないタイプかこの先輩は
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作者名:kurikurina | 作成日時:2022年5月30日 18時