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『ご馳走さまっした』
そそくさと朝食の盆を片付け、自分の席に戻る。
隣に座る工も頬をぱんっぱんに膨らませながらなんとか食べ終えたようだ。
最後に水を飲もう、と席を立ったところで、急に天童さんに背中を押され外へと押し出された。
天「今からランニングだヨ〜ほらほら急いで!」
『えっ、こんなすぐに始まるんですか?
お、おい工。お前このまま走って大丈夫か…?』
同じく天童さんに無理やり立たされて背中を押されている工は、食べ過ぎで白くなった顔をもっと青白くして冷や汗を垂らしていた。
『天童さん、先に工をトイレに行かせた方が…』
天「エ、なになにう○こ〜?」
工「違います!…うぷ、」
あ、ダメだ。
思いっきり振り向いて反論したせいで、戻りかけていたモノがまたいきなり喉上へと登り始めたっぽい。
『天童さんすみません工をトイレに置いたらすぐ行きます!!』
工の目から理性が失われそうになった瞬間、俺は急いで腕を掴んで限界を迎えようとしている工を男子トイレへと引っ張った。
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作者名:kurikurina | 作成日時:2022年5月30日 18時