どこにも 77 ページ45
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それからは、昨日のように盛り上がり 宴会のような状態だ。だが、今日の朝の二の舞にはなりたくない、と お酒を飲んでないメンツや 飲んでも酔ってないメンバー達が 次々と辺りを片付けていた。
もう既に出来上がっている まふるすつきと しませんの五人。あんなに毎晩毎晩大量にお酒を飲んでも大丈夫なものなのだろうか、と思いながらも 私は殻になった缶ビールをぽいぽいっとゴミ袋に捨てていく。
出来上がった五人の中では、また私の話題が出されていて。…まぁ、るすつきの二人が 私に会ったことが記憶に新しいのだろう。
嬉しいのだけど、恥ずかしい。聞きたくないなと思いながらも、耳に入ってしまうのだから 仕方ない。私は そちらの会話をBGMにしながら黙々と手を動かしていた。
｢ やー、でも ほんとにいい子だね、Aちゃん ｣
｢ 天月くんには渡しませんよ！ ｣
｢ じゃ、僕ならええかな？ ｣
｢ るすくんもダメです！なんでそんな Aちゃんをとってこうとするんですか！ ｣
｢ だって楽しそうだし ｣
くつくつと笑う るすさんに、俺は本気で好きになっちゃったからかもなー？なんて言いながら まふくんを煽っている 天月さん。
冗談なのが分かってるから 普通に聞いてはいられるが、結構とてつもないこと言われてるな…
｢ 天月くんもるすくんもダメです！Aちゃんは僕のものになるんですよ！ ｣
そう言ってバッと立ち上がって私の方を見た まふくん。いきなりのことに固まって まふくんを見つめると、むぅーと頬を膨らませながら まふくんは言う。
｢ いつまで我慢すればいいですか？ ｣
｢ え、っと… ｣
｢ いつになったら Aちゃんは、僕のこと好きになってくれますか？ ｣
じっと見据えられた目から逃れるように身を捩る。その言葉に、前よりうまく答えられなくなったのは… 何故だろう。
日が経って、申し訳ないから？
それとも、それとも……
｢ まふ、Aをあんまり困らすな。｣
｢ そらるさん… ｣
｢ 久々に会ってテンションが上がるのは分かるけど、お前昨日から困らせすぎだぞ ｣
しょんぼりと眉を下げて 蹲ってしまったまふくんに、困りながらも声をかけようとするも、それは そらるさんによって止められる。
｢ …A、気持ちはわかるけどさ ｣
無駄な期待はさせない方がいい、とでも言いたげな そらるさんに私は黙って従った。
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零生(プロフ) - とど!さん» 素晴らしい作品たくさんありますよね！ (2017年10月6日 18時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
とど! - 最近神作多い、、、 (2017年10月6日 18時) (レス) id: e86dc1fb73 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - きつねびさん» 悪いけど狐日和日和は書かないよ…() (2017年9月24日 22時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
きつねび(プロフ) - 日和がつくとどうしても反応してしまう() (2017年9月24日 22時) (レス) id: 3090c9cf7a (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 紫乃さん» はい！頑張りましょう(´・ω・｀)中間テスト嫌ですよね…想像するだけで鳥肌立ちます( 笑 ) (2017年9月23日 11時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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