どこにも 55 ページ11
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次の日の朝。
二切れのピザを無理矢理 飲み物で流し込んだその後は、すぐに寝る準備を整えて、少し雑談をしてから寝た。
今日が楽しみだった、というのもあるし、さかたんとお父さんが私のことを気遣ってということもあったのだろう。
“夜更かしせんようにな” と、寝る前に声を掛けてくれたお父さんが、少しだけ本当のお父さんと重なって見えたりもしたって言うのは自分だけの秘密で。
片付けの苦手な私は、いろいろと今の部屋に私のものを出していたから、私のモノで溢れかえっていたのだけど、今はもう全部まとめて カバン一つに収まっている。
余談だが、このカバンの中には 以前ライブで買ったやまだぬきちゃんパペットが入っていたりもする。可愛い。
まとめた カバンを持って下に行くと、お父さんとさかたんは既に起きていた。お父さんはマグカップを片手にテレビを見ていて、さかたんは 用意間に合わへんーーっなんて言いながら色んなところをバタバタと走り回っていた。
｢ おはようございます！ ｣
｢ おはよう、よう眠れたか？ ｣
｢ はい！ぐっすりです ｣
｢ まだまだ泊まってってもええんやで？アイツも用意終わってへんし ｣
｢ さすがに夜まではかからんわっ ｣
｢ 間に合わへん言うとったやろ ｣
｢ あはは ｣
ごめん、もうちょい待っててな！って謝るさかたんに 頷いて 床に座り込んで お父さんと一緒にテレビを見る。
一言二言交わしながら眺めているテレビは、さして面白くはなかったけど 楽しかった。
お父さんにも 気付けばだいぶ心を開いていた私。無愛想で冷たい性格なんてどこへやらって感じだ。
大好きで憧れな人たちといると、色々と変わっていくらしい。気付けば、笑顔溢れる明るい子、なんて素晴らしい子に育っている。歌い手さんの前だけでは。
……相変わらず まともではないな…
そんなことを考えながら、まったりした時間を過ごしていると、さかたんの用意が終わったらしく。私は、お父さんに挨拶をして、さかたんと共に そらるさんとまふくんが待つ、その場所へと向かったのであった。
＿＿＿＿
こんにちは！零生です！
唐突ですが、皆様に リクエストや質問(どんなものでも誰にでもOKです)をしてもらい、番外編なるものを 作りたいのです！
オチアンケと共に、こんなのが読みたい！というのをリクしてくれると嬉しいです！
(他歌い手を出してくださいというものはお控えください)
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零生(プロフ) - とど!さん» 素晴らしい作品たくさんありますよね！ (2017年10月6日 18時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
とど! - 最近神作多い、、、 (2017年10月6日 18時) (レス) id: e86dc1fb73 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - きつねびさん» 悪いけど狐日和日和は書かないよ…() (2017年9月24日 22時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
きつねび(プロフ) - 日和がつくとどうしても反応してしまう() (2017年9月24日 22時) (レス) id: 3090c9cf7a (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 紫乃さん» はい！頑張りましょう(´・ω・｀)中間テスト嫌ですよね…想像するだけで鳥肌立ちます( 笑 ) (2017年9月23日 11時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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