どこかで 15 ページ17
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｢ って…この垢、もしかして前リア垢だったんですか？過去ツイートとかに普通に顔写真載ってるんですけど… ｣
｢ あー…アイツならありそうです。さっきも言ったと思うんですけど…ただ人気になりたいがために歌い手始めたようなものだと思うので…リア垢なら繋がってたみんなに見てもらえるわけじゃないですか ｣
｢ 本当に歌い手舐めてますね。Aちゃんがブチ切れるのも頷けます ｣
俺もこれは怒りますよ、流石に。こんな馬鹿げたコラボ要請は初めてされました。と。
一人称がいつの間にか俺になってる…ブラックまふくんになったら 俺になるとかそういうのなの？
｢ 仲良いおふざけでのならまだしも、初めてでこんな感じってことは余程自分に自信あるんですね。…そんなに歌、上手いんですか？ ｣
｢ 私には合いませんでした ｣
｢ へたっぴなんですね ｣
へたっぴって言い方可愛いけど、言ってること辛辣だし直接的すぎる！
Twitterに歌ってみたのショート版があったのかそれをまふくんがタッチすると、昨日聞いた 可愛くなりたいの一部が流れる。
｢ mixの腕はとても高いです…けど、他はまだまだ空綺さんどころか 最近始めた歌い手さんにも満たないと思いますよ ｣
｢ コラボ、するんですか？ ｣
｢ どうしましょう。…この状態で コラボしたら、この子 まふらーにめっちゃ叩かれますよね ｣
そう言った まふくんは 黒い笑みを顔に宿していて。ゾクッと背筋が震える。
…あれ、これ 夢小説的には 怒った まふくんとかそらるさんが ヒロイン(笑)ちゃんを潰しにいく流れ…？
やっとこさ冷静になったのか 夢小説の流れがまた頭に出てくる。
もしかしたら、此処は夢の中で ずっと読んでいた夢小説のせいで こんな幸せ(？)な夢を見ているのではないか、とも思ったが。
つねってみた頬は痛いし、
そもそも隣にあるまふくんの体温は嘘のようには思えなかった。
｢ まぁ、そういうのはおいおい そらるさんも含めて話し合いましょう！こんな話ばかりじゃ、Aちゃんも落ち込んじゃうだろうし…
そうだ！ゲーム一緒にやります？生配信で！ ｣
｢ えぇぇっ!? ｣
｢ 楽しいですよゲーム！それに、いきなり生配信とかしたら みんな喜びますよ！ ｣
｢ 喜ぶも何も…みんな今学校だったり会社行ってたりするんじゃ… ｣
｢ んー、確かに…じゃあ普通にゲームしましょう！ ｣
勢いに押されて頷くと まふくんは嬉しそうに笑った。
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零生(プロフ) - 緋月さん» コメントありがとうございます。私の作品の一言で、少しでも元気が出たのなら何よりです！ (2018年3月18日 18時) (
レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - 別に愛されていない訳でもないし、虐めも軽いし、暴力もない。だから『私はつらくない。何で勝手に悲しんでるんだろう。』って思って、辛さは誰かと比べるもんじゃないって、嬉しかったです。ありがとうございます。ありがとうございます。 (2018年3月17日 20時) (レス) id: b1db03f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - ありがとうございます。私は親を亡くしたわけでも、そうゆう人に虐められてもいないけど、考え方がすごく似ていて、自分の事みたいで嬉しかったです。 (2018年3月17日 20時) (レス) id: b1db03f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - かなるいさん» そちらの方でもコメント頂いて、本当に嬉しいです!!ありがとうございます。はい、タイミングを見て書いてみます！ (2017年8月30日 1時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
かなるい - 零生さん» 何度もすみません。もう読んでますよ´`*すごく面白いです。可愛いうらたさん、楽しみにしてますね (2017年8月29日 22時) (レス) id: b2b228fcf1 (このIDを非表示/違反報告)
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