検索窓
今日:15 hit、昨日:2 hit、合計:284,660 hit

25話+α ページ25

.



度々すみません、、!

いつも見てくださっている方、本当にありがとうございます!

実はこの作品、オチは決まっているのですが

すぐ終わらせてしまったらつまらないなあと思い

日常的な話も入れ込んでいるのですが、

なかなかネタが見つからなくて、、。

見てくださっている方に聞くのはどうなのかなと思うのですが

是非コメントにてネタやリクエストいただけると嬉しいです、、!

お気軽にコメントください、、!(><)



.



あれからいくつか日が経ち、私は順調に回復していた。

鎖で繋がれているように重たかった体も、今では自分の意思で動くようになった。

ここまで回復したのは全部天月くんのおかげだった。

忙しい合間を縫って私の家に来て、ご飯をつくってくれて、髪を洗ってくれて、寝かしつけてくれた。

どこまでも優しい天月くんに、私は聞いたことがある。


『なん、で、ここまでしてくれ、るの、、?』


「Aが好きだからに決まってるでしょ」


そういって笑った天月くんを、私は一生忘れることが出来ないだろう。

天月くんのだいじなだいじなツアーファイナルを見られなかった私。見なかった私。

裏切ったようなものなのに。

天月くんはなにも聞かずに看病してくれた。


『天月くん、あのね。』


この前の話していい?そう言って天月くんの袖を掴んだ。


「うん、いいよ。ありがとう。」


少し息を吸う。


『実はあの日、公演前に同担と喧嘩したの。天月のオキニなんですか?って聞かれて違いますって言ったら骨ブスって言われて、悔しかったの。こんなやつが天月くんの隣にいていいのかなって。いつもはたぬきで叩かれてもなにも思わないのに今回は違くて、もうなにすればいいかわからなくて、』


ゆっくりとしか出てこない言葉だけれど、天月くんはしっかり頷いて聞いてくれている。


「ありがとう。Aのことだからそうですって言いたかったよね、我慢してくれたんだよね、俺たちのために。本当にありがとう。Aは骨ブスじゃないよ。華奢で女の子っぽい可愛い顔で、みんなの憧れなんだよ。」


コンカフェでいっぱい言われるでしょ?と付け加える。

思わず涙が零れた。

いつも言われるありがとうとは違うものだった。

ありがとう、と言われる度に心があたたかくなった。

なにかに包まれていくような気がした。




.

26話→←24話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (262 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1276人がお気に入り
設定タグ:天月 , 歌い手 , まふまふ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2021年9月6日 2時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
しいなつき(プロフ) - みやびさん» コメントありがとうございます!楽しそう(?)ですね、、!ぜひ書かせていただきます! (2019年12月26日 18時) (レス) id: 2932b43b62 (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - リク失礼します!!!!!誕生日ドッキリを白田ちゃんも含め、歌い手さんたちが夢主ちゃんにかけるってのを見てみたいです!!!よろしくお願いします! (2019年12月21日 16時) (レス) id: b7d40f65ca (このIDを非表示/違反報告)
しいなつき(プロフ) - 袋さん» コメントありがとうございます!それは思いつかなかったです、、!笑遅くなってしまうかもしれませんが、ぜひ書かせていただきます! (2019年12月6日 16時) (レス) id: 2932b43b62 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクエストです、白田ちゃんバージョンの夢小説も見てみたいですも見てみたいです…! (2019年12月5日 0時) (レス) id: b33350b182 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しいなつき | 作成日時:2019年11月26日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。