#01 ローズの花束を(sh) ページ1
sh「大好きです。付き合ってください。」
『私も好き。よろしく。』
こんなに素っ気ない告白でもここまでドキドキするんだ。
それはシャークんだからからかな。
他の人でも、こんなにドキドキするのかな。
「大好きです。」っていう言葉だけで私は胸が高鳴るんだ。
本当にドラマチック。
シャークんと付き合ってから1ヶ月経った時。
今日は付き合い始めて1ヶ月の記念日。
sh「お前さ、本当に俺の事好きなの？」
冷静な顔してるけど、私にとっては結構衝撃的な発言だった。
『なんでそんな事言うの？』
今日は初めての記念日なのに。
sh「だって、カレカノってキスとかああいう行為とかするんじゃないの？なのにお前全然やってくれないじゃん。」
『私は別にいいけど……だって、そういうのって男から誘うんじゃないの？』
sh「ほんとはそんな事思ってないくせに。」
『思ってるよ。被害妄想激しすぎ。』
sh「ふーん。」
ぷっと頬を膨らませふてくされたように彼は言った。
可愛いじゃんか。男の癖に。
sh「じゃあ、好きって言ってほしい。」
『好き。』
sh「素っ気ない。」
『すーき。』
sh「やだ。もっと。」
『大好きです。』
sh「さっきよりもダメ。」
傷ついた。私はこの一言でドキドキしたのに。
『大好きです。』
sh「だから……」
『私はこの一言でとてもドキドキしました。』
sh「……」
『大好きです。っていうこの一言で。』
sh「知ってるよ。」
『え？』
sh「大好きです。」
彼は言った。あの時と同じトーンで。
私の好きな彼の声で。
『ばかっ』
sh「今日は記念日だろ？」
『覚えてくれてたんだ……』
sh「もちろんだよ。」
『私、プレゼント買った。』
彼から離れゆっくり立ち上がり、自分の鞄から黒い箱を取り出した。
『これ。』
sh「ペンダント……」
『色違い。シャークんは緑でしょ？』
sh「ありがと。嬉しい。」
やっぱり素っ気ない。
けど、彼からは少しだけ愛を感じる。
sh「俺からも……」
本当に覚えてたんだと嬉しい気持ちを抑えながら彼を待った。
sh「俺は、これ。」
彼が握っていたのは、ローズの花束。
『花束？』
sh「ちゃんと意味があるんだ。」
『意味…って？』
sh「私は貴方を愛しています。」
『……もう。』
嬉しかった。こんな事言われたの初めてだったし。
sh「A、これからもずっと一緒に居ような。」
『ほんっと……ばか。』
彼に抱きつく。
『私だって愛してるし。』
♯01 ローズの花束を
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まめの(プロフ) - くりひらさん» あー分かりますそれ！てかみんな良さそう… (2019年6月2日 23時) (
レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
くりひら(プロフ) - まめのさん» シャークんさんはあまり悪口言ってるところあんまり聞いた事ないので性格良さそうですよねー！ (2019年6月2日 11時) (レス) id: 190fe1e13d (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - くりひらさん» めっちゃ分かりますそれwwあと天国のやつで話聞いてないのもかわいかったww (2019年5月11日 13時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
くりひら(プロフ) - まめのさん» 返信遅れてすみません！クラフト無しの西と東分からなかったのもかわいかったですよねーw (2019年5月10日 18時) (レス) id: 190fe1e13d (このIDを非表示/違反報告)
まめの(プロフ) - くりひらさん» そうなんですよおお！！あの料理のヤツ(ド忘れ)もかわいかったぁ…でも人狼のときにかっこよくなるのもすこすこのすこ (2019年5月2日 11時) (レス) id: f4614453c1 (このIDを非表示/違反報告)
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