【銀魂】甘い塊、甘い君【沖田総悟】

story.28 ページ29

「〜〜〜〜ッ!!」


直球のドストレートな言葉に、私は言葉を失う

目の前にある、彼の怪しく笑った表情と


今にもキスできてしまいそうなほどの距離





「っそ･･･総悟･･」



こんなこと、やっちゃいけない



私は、結奈ちゃんを応援しないといけない




こんなの、許されない




「は、離せバカッ!」



仕方なしに、思い切り頭突きをする


予想以上に、私にも痛みが襲い掛かる


当然、総悟もしゃがみこんだ



「ってぇ･･･
　な、なにしやがんでぃ･･」

額を抑えながら、痛そうに表情を歪める


正直言って、私も同じくらい痛い



「か、からかうのもよして！
　総悟は私とこんなことしちゃダメなの！」


めちゃくちゃな言葉を吐いて、私は走りだした


痛みなんて関係ない






　









後悔のほうが、大きかった




「意味･･･わかんねぇ」









　






　







　






果たした役目より、破いた嘘のほうが


遥かに多い気がする




私、結奈ちゃんのこと応援出来てるのかな･･･









　







　







　



「全然だめじゃん、私･･･」









　







　


幼馴染に



意識なんかして



ドキドキしちゃって








たまたま、だよね


たまたまなはず････









「･･･絶対ありえない」





　





一瞬

好き、って思ったことなんて＿＿＿＿

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