【銀魂】甘い塊、甘い君【沖田総悟】

story.20 ページ21

「あの･･･、沖田先輩
　居ますか？」



ある日突然教室に現れたのは、一人の少女

大人しそうな、可愛らしい女の子だった



「ちょい行ってくるわ」



彼は、廊下へ出て少し話すと

その場から姿を消した




「モテるな･･･」


そう、総悟は実はのところモテモテ


容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能


･･･の三拍子なわけで･･



女子からの人気が高い



土方さんも、総悟と並ぶくらいあるんだけども
彼のほうが、上･･･らしく

よく女子に呼び出される







なんとなーく

心がモヤモヤっとした気がしたんだけど


気のせい、だよね？






＊






「ふーん、やっぱりね」

帰り道、その事について教えてもらった

やはり、告白されたようだ


総悟はためらうこともなく、淡々と話してくれる


「まぁ、悪いやつでもなさそーだし
　友達から、ってことにしといた」



返事はNO
の、代わり友達になっておいたそうだ



なぜかこの話に


こう、ムカっときてしまう

なんか、気に食わない





「そっか･･･」








なんか少し、嫌な予感がするんだよね

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