【銀魂】死神と呼ばれた少女【沖田総悟】

#24　朝から仲良く･･･ ページ25

「なぁオイ、一つ聞きてーんだが･･･」

朝食を食べているとき、土方は真顔である二人を見ていた

「お前らそんなに仲悪かったっけ？」

朝から超絶元気なお二人は、仲良く喧嘩してました

女子相手に本気で切れる沖田もある意味凄いが、

今日から本格的に隊士になり、また真選組に慣れてないだろうAも人の目など気にせず喧嘩するのもすごい

「ほんっとウザイですッ!!いっそのこと死んでください!!」

「テメェが死ね!!今すぐ俺の視界から消え失せろ!!」

更に、朝食を片手に、暴言を吐いたり殴ったりしているが

味噌汁の一滴もこぼしていないという神業を披露している

隊士たちは少しハラハラとした目で見ているが、二人の技に歓声を上げている

「つーか、あの女の子だれなんだ？」

「知らねェの？今日から真選組に入るっつー子だよ
　松平のとっつぁんも許したんだってよ」

こんなふうに平凡とした話をしているが、約2m先では激しい喧嘩が繰り広げられている

だがとうとうあの鬼の副長と恐れられる男が立ち上がった

「お前らいい加減にしやがれェェェッ!!!」

その瞬間周りの隊士たちは大きく震え、二人は動きを止めた

「なんですかィ急に怒鳴り散らして･･･」

「なんだじゃねェだろ、騒がしいんだよ朝っぱらからッ!!!」

「すいませんッ！このクソ野郎が騒がしいばっかりに･･」

「騒がしいのはてめぇも一緒だろうが」

再び火花を散らし、喧嘩をはじめる

土方は呆れて言葉も出ず、ただ大きくため息を漏らすばかりだった

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