【クレしん】キレイなお姉さんはオカマだった【暗黒ﾀﾏﾀﾏ】

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「ただ今 玉王さんの帯に苦戦しておりま〜す」

「そうなの？」


ムキムキ兄ちゃんには聞こえない音量でお姉さん達の報告をしたらラベンダーさんが聞いてきた。


「着物を一から着直しですからね」

「そんなに時間かかったかしら？」

「ほら、玉王さんって細身じゃないですか？
帯が多めに余っちゃうから巻くのに時間が･･･」

「なるほどね」




そんな話をしていると、ひろしさんが短く声を発した。
そして、ひろしさんを呼ぶ声。

どうやら会社の知り合いらしい。
挨拶をしていると向こうから珠黄泉族がやってきた。

けど、何故か立ち止まる･･･


「なんで･･･？」

「考えるのは後よ！
レモン！先に車取ってきて」

「オッケー」

「Aはすぐ走れる準備！」


急に名前を呼ばれたものだから声が裏返った。

名刺交換が終わった瞬間、走り出す珠黄泉族の人達。
私達もそれを合図に走り出す。

走っているとまた銃声が聞こえた。
当たらないからとはいえ、一般市民がいるところで銃打っ放すのどうかと思います。

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