四十六杯目、接客と真似 ページ47
ヨーロッパ予選、僕たちは一番最後に審査されることになった…。
A「一番手はオーストリアさんのところですか…。」
僕たちは、各チームの待機部屋にあるモニターで他の選手の接客とかを見てるんだけど…。
アイス「あれ…?ちょっと待って。」
なんだか、見たことのある動き…接客方法…。
審査員の表情や動きを細かく見てる…?
!!!
アイス「あれ!あの接客方法はAの得意な接客方法だよ!前にオーストリアが僕たちの店に来たときに、Aがやった接客だよ!」
デン「やっぱ…どっかでみたことあると思ったら…。」
A「へぇー…。」
冷静なA。
ノル「A、オーストリアがここであの接客方法を使ったとなると…。おめえ、あいつらと同じ手は使えねえど?」
A「大丈夫です。きっと穴がありますから。私が長い間働いて身につけたこの勘は、簡単に真似できるものではありませんよ?」
いつになく自信満々なA…。
大丈夫かな?
・
ベルギーとルクセンブルク、そしてオランダのチーム…
ルクセンブルクの接客が微妙…。
っていうかやかましい!
でも、料理はものすごく綺麗…!
あの料理に勝てるのかな…?
ノル「さすがおめえの師匠格だな…ベルギー…。」
A「そうですねー…私、最初、あの人に料理を習ったわけですし…。」
デン「やっぱ料理はあいつなんだべなぁ…。」
アイス「まだ負けてるって決まったわけじゃないでしょ!?何負けた気になってるの!?意味わかんない!」
フィン「ま、まぁまあ落ち着いて…」
はっ…!
あ、熱くなっちゃった…。
でも、これでいいんだよね?
・
A「トマトパスタ…あんまり注目はされてませんけど…でも、軽食分野ではダントツでトップなんですよね。」
デン「ただ、あの接客が問題だべな。ほかの連中は喫茶店の店主じゃねえがら、俺たちほどには接客ができねえんだっぺ。」
ノル「まぁ、俺たちは本職そっちのけで喫茶店やってるしな…。」
アイス「あ…あの料理、すごいね…さすがイタリア。」
A「ほめてる場合じゃありませんよ?最後は私たちの番ですから、しっかりと準備しましょ♪」
そうだね…次はやっと僕たちの番だ。
大丈夫…
A「大丈夫、私たちなら絶対通過できます!」
デン「おうよ!行くぜおめえら!」
ノル「あんこうぜえ。」
アイス「指図しないで。」
…大丈夫かな?
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす！あと、友希いいすか？ (2011年11月7日 20時) (
レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき＠ - ２４２４してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、ｷｭﾝｷｭﾝしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾚﾅｲ - イギリス命様＞一杯目は､アイス君目線で書いているので､｢ダン｣で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので､読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻樹ｸﾚﾅｲ
