十一杯目、脛と拗ねてる? ページ12
A「えー…お店で仕事できないなんて嫌ですよー。」
僕たちは病院から帰ってきて、Aに休むように言い聞かせてるんだけど…
スー「ダメだ。」
A「ケチー…。」
アイス「またお店で倒れたりしたらどうするの?今度は死んじゃうかも知れないんだよ?」
A「死にませんよ!私も国になる一歩手前です!」
デン「でも、国じゃねえべな。」
A「だったら独立します!」
Aのその一言で、ダンの顔が真っ青になった。
デン「認めねえっぺさ!」
A「ですよねー…」
あっさりあきらめるA。
ノル「まぁ、冗談は抜きにして、Aが一人で仕事をたくさんこなすことがないように俺らも手伝わねえと駄目だべな。」
フィン「ご飯作ってきましたよー。」
A「あ、今いきますー。」
デン「♪」
何か思いついたような顔をするダン。
ひょいっ。
A「わっ!?兄さん!?足、怪我してませんでしたっけ?」
突然のお姫様抱っこ。
デン「妹を抱くくらいで怪我は悪化しねえっぺよ!」
ダンって、足、骨折してなかったっけ…?
ノル「あんこ、うぜえ。」
そして、ノーレのその言葉と同時に、金づちで人間の足にある急所、日本では「弁慶の泣き所」って言うらしいんだけど、そこをたたいたんだ。
デン「いってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
すかさずノーレがAをダンから取り上げる。
ノル「あめえど。あんこ。返してほしくばかかってこ!」
スー「…この場合、一番かわいそうなのはAだべな。」
アイス「僕もそう思う。」
・
A「フィンさんのごはん久しぶりですー。」
フィン「Aちゃんにはまだまだ及びませんけどね。」
スー「でも、いんでね?」
デン「うぁー…」
ノル「あんこ、何時まですねとる。」
デン「なぁなぁ、今のって、「脛」と「拗ねてる」かけたのけ?そうなのけ?」
ノル「うぜえ…。」
A「ほらほら、落ち着いて食べましょうよ。」
アイス「Aの言うとおり、ノーレとダンのせいだからね。」
デン「アイスはAみてえに接客とかやってみたらどうだっぺ!」
ノル「あんこの意見じゃなかったら賛成。」
アイス「意味わかんない。Aも何とか言ってよ。」
A「いつもパフィンの世話か掃除ですもんね。」
スー「Aの休みも兼ねて、やってみたらどうだべ?」
アイス「さ、最悪…。」
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ