22話 どうして ページ29
クロハside
ク「ほら、入るぞ」
「う、うん!」
自動ドアに近づくと、Aは勝手に開く扉に驚いたのか、「うわぁぁ」と声を上げていた。
いよいよ中に入ると、涼しい空気が漂っていた。
案の定Aは生き返り、近くにあった扇風機の近くでくつろいでいた。
ク「大丈夫か?w」
「生き返ったよ…」
俺は自販機でAに飲み物を買ってやる事にした。
ク「Aー?どれがいい?」
「へっ?んー…これっ!」
指差したのはりんごのジュース。俺は千円札を自販機に吸い込ませると、手際よくりんごジュースのボタンを押す。
ガシャンという独特な音と同時に中からジュースを取り出してAに渡してやった。
「ありがとう、クロハ!」
しかし、Aの力では硬いふたは開かなかったようだ。
「く、クロハ…。開かないよぉ…」
しばらく苦戦していたようだが、ようやく助けを求めてきたようだ。
ク「俺が開けてやるよw」
「うん…、でももう一回やってみる!」
ク「できるのかー?w」
「できるーっ!」
そういってAはもう一度、手に力をこめる。
一瞬の出来事だった。
誰が予測しただろうか。
あいつらがちょうど、このタイミングで、
ここにくるなんて。
Aが力をこめた瞬間、本当に一瞬だけだが…
目が真っ赤に染まった。
「あっ!開いた!開いたよクロハ!」
嬉しそうにしているA。
?「ねぇ、あの子…」
?「今、目が赤くなりましたよね!?」
?「能力者、か?」
なんで
なんで「今」、ここにお前らがいるんだ。
メカクシ団。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ヒビヤ
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九尾 - 夢主天使ですね!それにクロハ!イケメンです!更新停止しないで下さい!この小説とても面白いです!! (2017年7月7日 21時) (レス) id: abe237d9e6 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - この小説面白かったです!更新停止しないでください~!!! (2016年5月1日 21時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
鎖 - 先が凄く楽しみです!!イケメンイケメンなクロハ君がヤバいですね^^ (2015年10月12日 4時) (レス) id: ab3c1c371d (このIDを非表示/違反報告)
kureha(プロフ) - シノさん» そう言ってもらえて嬉しいです!ありがとうございます!! (2015年10月4日 16時) (レス) id: aaefcf074c (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - すごく面白いです!更新待ってます! (2015年10月4日 16時) (レス) id: 2817a975f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kureha | 作成日時:2015年8月25日 2時