勉強できるダンサーは会社運営もしてますが面倒くさがりで人見知りのようです。【あんスタ】 (ページ4)

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2話目ストリートダンサーページ4

僕は夢ノ咲学院を後にした。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ

『はい。もしもし？』

???｢やぁ。今からストリートライブするから夢ノ咲学院駅前に来い。｣

『はぁ…ダンス着持ってないけど？』

???｢大丈夫。持ってきてる｣

『分かった～』

そこで電話は切れた

そろそろ歩き始めて5分。

駅に着いた。

時刻は17:42

日が暮れてきて黄昏のようだ。

僕は汐(しお)にダンス着を貰ってトイレで着替えてきた。

服装はブカブカの“こきはなだ”色のロンＴに少しだけサイズオーバーの黒いオーバーパンツ。ベルトは黒をベースに留め金は金色でイヤリングも金色。

髪の毛は緩く一つ結びにして簡素に済ませた。

もちろん相方の汐も似たような服装。

僕達は拳を合わせてストリートダンスし始めた。

でも僕達はダンサーとはいえ歌も歌う。

アイドルっぽい感じだ。

まぁ、ダンスに特化してるけどね。

曲が始まる。

汐｢曲名は…ジベタトラベル!!｣

その掛け声で音楽が流れる。

歌詞は入っていないので歌わないと完成にはならない。

よく聞け諸君ら王の御膳だ━━━

快適有終極楽浄土

ひとパートごとに僕達は歌う順番を変えながら踊った。

本気で

観客からはアンコールが来る。

最初は数人しかいなかったはずなのにいつの間にか人でいっぱいになっていた。

そんな時、一人の男性が声をかけてきた。

???｢おーいっ！俺にそのステップ、教えてくれ～！｣

A、汐『｢えっ…？｣』