38.信じてるよ JN ページ38
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正直、俺はこの子を信じてないわけじゃなかった。
どちらかと言うと最初に見た時からいい子だと思った。
あ、この子なら信頼できるなって。
だけど最年長として、芸能人として、すぐに受け入れることはできなかった。ナムジュンはこの子をやけに気に入ってたみたいだけど。
お疲れ様でした、と少し怯えた様子で俺に話しかけてきたAちゃん。
あれ、俺ってそんなに怖く見えてた？なんてこれまでの自分の行動を思い返してみた。そういえばまともに話したことなかったような気がする。
だから思い切って聞いてみた。
「Aちゃん。俺のことどう思う？」
「なんだろう……ソクジンさんは想像してたまんまです」
はにかみながら控えめにそう言った。
まあ確かに収録でもプライベートでも俺はあんまりそういうの意識してないかも……なんて。いや、意識はするけどいつの間にかJINじゃなくてソクジンになってるっていうか……まあ、そんな感じ。
自分の心の内を当てられたけど不思議と嫌な気はしない。むしろ何故か嬉しくて。
Aちゃんの方を見つめるけど、目があったらすぐに逸らされて。それに、俺たちのファンだからなのか、初めて話したからなのかどこか落ち着きがない。
まだ俺のこと怖いの？
「Aちゃんさ」
「は、はいっ」
「ひゃっひゃっ。そんなに怖がらないでよっ。
大丈夫。俺は、Aちゃんのこと信じてるよ」
「……こ、怖がってはないですけど……その……」
「ん？」
「信じてくれてる、って……」
まだ不安そうなAちゃん。だけど口元には笑みが浮かんでいる。
あー……なんなの、この子。可愛いすぎ。
とくん、と波打つ胸が俺の思考を停止させる。
困るなぁ、もう。
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閔(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます！申し訳ありません、苗字は固定です。ご期待に応えられず申し訳ありません...！ (2019年7月22日 19時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 更新たのしみにしています！苗字は変えられないですよね...? (2019年7月22日 19時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - ミイミイさん» わわわ、ミイミイ様！ありがとうございますっ！！ミイミイ様にそう言っていただけるなんて......嬉しすぎます！可愛いナムさん......いいですよね！私も大好きです！ミイミイ様に励まされて俄然やる気が出たのでこれからも頑張りますね！ありがとうございました！ (2019年7月4日 22時) (レス) id: bb6f8ac404 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - 閔さんお久しぶりです！ニヤニヤしながら読ませて頂きました！その情景が想像できるリアルさがたまらないですっ(*´∀`)ナムさん可愛い！どんな展開になるか楽しみにしてます！ (2019年7月4日 22時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2019年6月29日 18時
