ツンデレ猫彼氏

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ご飯を食べ終えて、お風呂にも入ってゆったりタイム。


いつものようにコーヒーをすするユンギとは裏腹に、今日は随分甘えたなソラ。





　





「あ、もう。またそこ入るの？」
　






　

　

少し休んでいると、また服の中に入ってきて。
モゾモゾと服の中で動くからくすぐったい。





　




　
「ふふっ。もう、くすぐったいってばぁ」







　

　

その時、脇腹にちょん、と足が当たって。
脇腹の弱い私はつい変な声を出してしまった。

と言っても、少ししか漏れていないからユンギにはバレてないはず。ちらりとユンギを見れば、テレビに夢中になっているみたいだった。




ほっと胸を撫で下ろして、またソラと遊んだ。
暫くしてソラが眠ってから、私も寝ようと寝室に向かう。もうユンギは寝てるだろうし、私にも睡魔が襲いかかっていた。





　


　


「A」



「……起きてたの？」



「待ってた」





　


　


ぎゅ、と手を握ってくるユンギ。

珍しいなぁと思いつつも、睡魔に勝てず瞼は下がってくる。



その瞬間、ぐわりと視界が動いて。
気付けば私を見下ろすユンギがいた。





　





「ゆんぎ……？」



「……今度は俺の番」



「え……んっ……」








　


降りかかる優しいキス。
朦朧とする意識の中、ユンギにされるがまま体を預けた。


　



　


　


　


　
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「そういえば、どうして急にあんなことを？」



「……別に」



「えぇ。気になるなぁ」








　

　
話したくなさそうだったから、まあいいかと諦めていたけれど。


ふいに腕を引かれたと思えば、ふわりと優しい口づけ。






　


　

「その……ソラは、オス、だろ……」







　



自分がしたくせに、顔を真っ赤にするユンギ。





ソラも可愛いけど、嫉妬するユンギの方がずっと可愛いよ。




　




なんて、絶対に言わないけどね。

　

　

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