検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:255,745 hit

32 ページ32

.


 





"ニャア"





ユンギの帰りを待って、ソファでくつろいでいるとソラが私を見上げていた。私のところに来たいのか、まだ自分より少し高いソファを必死に登ろうとしている。

それが可愛くて、あえて何もしない。



 


 

 


「もう少しだよ〜。頑張って、ソラ!」







 



もがいて落ちて、またもがいて。

必死にジャンプしたり、爪を引っかけたりして登ろうとしてる。



少しして、ようやく登れたソラ。





 
 

 
 

「偉いねぇ。ほら、おいで」








 


おいで、と言うと私の膝の上にちょこんと座った。

頭を撫でると気持ち良さそうに目を細めて。遊んでほしいのか、猫撫で声を出しながら頰をすり寄せてくる。



 



 


 
「ふふ。もうすぐユンギも帰ってくるから。三人で遊ぼうね」











抱きしめていると、モゾモゾと動いて服の中へ入ってくるソラ。
首元から顔を出して、ニャアと鳴いた。




 


 



「可愛いことするなぁ、もう」






 


 

中々抜け出そうとしないので、そのままでいることにした。



暫くして、ガチャと玄関のドアが開く音がして。
ソラを抱えたまま玄関に出る。




 



 


「おかえり」



「ただい……何、それ」



「ふふ。可愛いでしょ?さっきからずっとこうなの」



「……ふーん」





 


 


特に気にしないといった様子で、部屋に向かうユンギ。







……なんだろう。


いつものユンギと違うような。どうしたんだろう。
そう思いながら、ご飯の用意を始めた。



 

.

33→←31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (340 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1004人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ユンギ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - Bigloveさん» わわ、とても嬉しいお言葉!(*´∀`*) 本当に、可愛いの極みですよね...ニヤけを抑えるのに必死でした(笑) ご本人は犬を飼ってらっしゃるので、このお話では猫にしようかなぁと。ふふ、正解でしたね!(*^^*) ご愛読ありがとうございました!次回もお楽しみに! (2020年4月7日 8時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
Biglove - 微糖ユンギさん、最高でした…!約指輪を照れ臭そうに渡すユンギさんもばっちり妄想できましたよ!可愛いの一言です(*´∀`*)…犬も良いですけど、猫と戯れるユンギさんの写真集とかあったら最高ですね。ずっと見てられます(笑)新作も待ってますね。 (2020年4月6日 15時) (レス) id: c79a63cea7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ダッフィー θ ω θさん» わぁ!ダッフィー θ ω θ様もユンギ推しなのですね!嬉しいです!!少しでも多くのユンギペン様に、少しでも多くのARMYの皆さまに読んでもらえたら嬉しいです(*´∀`*) 次のお話も頑張りますね!ありがとうございました! (2020年4月2日 14時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ダッフィー θ ω θ - めっちゃ、いい話をかいてくれてありがとうございやす!!私も、ユンギ推しで、この物語見るのが楽しみでした!ありがとうございました!!w次も楽しみにしてます! (2020年4月2日 0時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - サグアさん» わぁ!ありがとうございます(*´∀`*) とっても嬉しいです!サグア様の癒しとなっていたら幸いです(*´∀`*) 残り4人。素敵な彼らを書いていけるよう頑張ります!ありがとうございました! (2020年4月1日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年3月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。