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ガシャンッ____
鋭く硬質な音が聞こえて目覚める日曜日の朝。
すぐに駆けつけると、フローリングには見事に破片が散らばったお皿。そして、素手で一つずつ破片を拾っている我が彼氏さん。
「あ、A。おはよう」
「おはよう。
とりあえず危ないから素手で拾うのはやめてね」
「え、じゃあ何で拾えば……」
「ホウキあるでしょ。何のために買ったと思ってるの」
「なるほど」
なるほど、じゃない。
もう。素手で拾うなんて、今時小学生でもしないよ。
怪我でもしたらどうするの。あんなに綺麗な指なのに。
「持ってきたよ。はい、ホウキ」
「ありがとう……って、ナムジュナ」
「ん？」
「スリッパは？」
「……あ」
自分の足を呆然と見つめるナムジュン。
うん。いつも言ってるよね。
スリッパ履く癖つけてって。ただでさえ何が起こるかわかんないんだから。
ね？だから、素足はやめようよ。
「ここは私が片付けておくから、寝室の掃除してくれる？」
「……分かった」
明らかに落ち込んでる。
怒ってはいない。というかもう慣れたけど。
だけど、いつも反省するし、ナムジュンのこれは生まれ持った才能だって付き合って1年目の時に習ったから大丈夫。
それもひっくるめて、ナムジュンだと思ってるから。
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「ふぅ。朝からいい運動だぁ」
「お疲れさま。
……ごめんね。Aに朝ごはんを作ろうと思ったんだけど」
「ふふ。分かってるよ。ありがとう」
項垂れるナムジュンの頭を撫でる。
「はぁ……こういう時、自分の不器用さが嫌になる」
ふわりと抱きしめられて、今度は私の肩に顔を埋めた。
それがかわいくて、思いっきり抱きしめ返す。
「もっとできる男になりたいよ」
「……んー。でも、私は今のナムジュンが好きだよ」
「どうして？」
「その方がナムジュンは私のことを好きでいてくれるから」
そう言うと、ぎゅ、と抱きしめる力が強くなる。
「……Aのそういうところ、大好きだよ」
……その笑顔は反則。
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閔(プロフ) - ナノカさん» ナノカちゃん！ありがとう(*´∀｀*) ナムさんって愛の言葉はかっこよく言うと思うんです...だから最後は私の好きを詰め込みましたが、結果オーライですね！私もあんな彼氏ほしい...ただただ好き... 次のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張ります！ありがとうね！ (2020年5月24日 20時) (
レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - シンさん» いえ！こちらこそコメントありがとうございます！(*´∀｀*) 不器用だけど、それ以上に彼女への愛が溢れるナムさん...かっこいいですよね（ ; ; ） 私もキュンキュンしました笑 次のお話もよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - あがしおんさん» わぁ！あがしおんさん！ありがとうございます(*´∀｀*) 後半はとにかくかっこいいナムさんを書こうと頑張ってました笑 あがしおんさんの癒しになっていたならとても嬉しいです！今後のシリーズもよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - 閔ちゃん完結おめでとう！不器用なのにさらりと愛を囁いちゃうずるいナムジュンにキュンキュンしながら読んだ（ ; ; ）はあんあんな彼氏ほしい…と心で悶絶してます（笑） (2020年5月24日 19時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - 閔さん» お返事ありがとうございますそして完結おめでとうございます！！！！不器用なのにさらっとかっこいいこと言えちゃうナムさん大好きです！もう最後キュンキュンが止まりませんでした！素晴らしい作品をありがとうございました！これからも頑張ってください！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 77e8e0a85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2020年4月11日 16時
