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私の腕を見ながら、痛かったろ。 笑った洋ちゃん。
痛かったのは覚えてないけど
怖かったのは覚えている。
「ファンじゃなくて彼女だよ。正確には元カノ。
知らない? 真李子って･･････ 」
狭い地元だ。
大輔を知っていれば必然的に真李子の事も知ってる事になる。
「え? マリコさんってAと仲良んじゃねぇの? 」
「今はね 」
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―― 根性焼き ――
それは煙草の火を肌に押し付ける行為で
丸い火傷の跡が残る。
基本、自分の根性を試す為に自ら行う行為だ。
しかし私のは違う。
私の左腕に残る、その数は２４個。
よくもまぁ堪えたなと自分を褒め称えたい。
全て大輔の元カノであるマリコと言う先輩と
その友達によって付けられたモノだ。
去年の夏。 大輔がパクられる少し前の集会。
私は大輔の車の助手席に座って
開け放った窓から、その光景を眺めていた。
月夜に香る夏の風がアスファルトの焼けた香りを運んでくる。
群青の空に轟く吹かす音が胸を高鳴らせる。
この頃には、怖さなんて何処かに消え去り
大輔の存在で我儘放題になっていた私は
確実に今よりも調子に乗っていたんだろう。
「俺さぁちょっと単車で走って来っから車から降りんなよ? 」
大輔はドアを挟んだ私の目の前に、ずっと立っていた。
まるで私を何かから守るかの様に。
大輔も私と同じでフリーダムな人だった。
たまにはバイクで走り回りたいと思ったのだろう。
頷いた私の頭に大輔の手が乗った。
開け放った窓から延ばされた右手が。
「窓閉めて、鍵もしろよ?
変なヤツ乗り込んで来たらオマエ、殺されちゃうかもしんねぇよ? 」
笑った大輔に頷いた私。
向けられた背中から目をはなして
窓を閉めようとパワーウインドウに手をかけた時だった。
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月廻@アンスタ沼恐ろしい(プロフ) - むすびさん» よく知らない相手に対し、急にあなた鬱病ですよなんて言う失礼な方っているんですね(^^;;あと、本人は低評価を気にしているのだから貴方がとやかく言う問題ではありません。自分にはわからない傷がみんなにはあるんです。とにかく作者さんに謝るべきですよ。 (2016年4月20日 14時) (
レス) id: 22bc9602b1 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - むすびさん» アニメ系いいじゃないですか☆ 私、大好きですよ☆ デジタルは･･････ パソコンもないしガラケーのアナログ人なので、憧れは強いのですが･･････ 環境が･･････ (苦笑) (2016年4月16日 8時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - むすびさん» 殿堂は無理だし評価を外すと故意に検索していただかないと探せないので読んで頂けないって言う･･････(>_<) 絵見ていただけて、ありがとうございます。 コピックは本当に高いですよね(>_<) (2016年4月16日 7時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - 自分絶対鬱っけしてると思います〜! 多分鬱の項目何個も当てはまると思います! 低評価をつけれなくするのは殿堂するか評価を外すしかないと思います〜(>_<) (2016年4月16日 7時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
むすび - 細かいところまで丁寧に描かれていて綺麗でした。自分はアニメ系の絵なんですよ(笑)デジタルイラストにも挑戦してみてはいかがでしょう？ (2016年4月15日 21時) (レス) id: 301a2e1b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔織×ちのちの | 作成日時：2014年9月27日 20時
