全く同じね ページ9
私は一心に連れられ、十番隊隊舎の前にいた。
貴「会わせたい隊士って?」
心「お前と似た境遇なんだ。真央霊術院を首席で卒業。十番隊第三席にいきなり就任。周りから天才児といわれ、距離をおかれてしまっている。」
貴「似てるどころか全く同じね。」
私も距離を置かれてた。
喜助に出会うまでは。
心「そうか…。」
ガラッ!
いつの間にか執務室に着いていた。
心「ただいまぁー!!」
乱「お帰りなさーい、隊長!…って、あれ?高砂隊長も一緒なんですか?」
貴「うん、久しぶりだね。」
?「あ、隊長!帰ってきたなら仕事してください!松本が全然しないんですよ!」
乱「ちょっと!ちゃんと副隊長ってつけなさいよ!」
声のした方を見ると、銀髪に翡翠色の瞳の少年。
…どこかで見たような?
貴「あ、思い出した。流魂街のときの少年!呉羽と桃ちゃんの幼なじみの!!」
冬「日番谷冬獅郎です。」
私は冬獅郎の手をとって褒め称えた。
貴「すごいね!いきなり三席でしょう?だから、貴方の苦労わかるよ…。」
冬「え…?」
心「高砂もお前と一緒なんだよ。こいつも流魂街出身で、真央霊術院を首席で卒業。いきなり十番隊の第三席に就任したんだ。」
そう、一緒。
そこでまず惹かれた。
次に綺麗な銀髪と翡翠色の瞳に心奪われた。
この世にはこんなに綺麗な髪を、目を持つものがいるのかと。
一目惚れ…だったのかもしれない。
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雫 - おもしろいと思います (2015年5月13日 15時) (レス) id: d80487a599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年3月12日 21時