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楽しみにしとく ページ4

101年前のこと。

ドタドタドタ!

私は十二番隊の廊下を走っていた。

喜助が追放されたときいたから。

喜助の部屋の前につくと、声もかけずに扉をあけた。

貴「喜助!!」

浦「おはようございます、A。」

なんて大好きだった声はかえってこなかった。

喜助…、どうして?

…何で?

ひどいよ…。

隊長格が一気にぬけた。

そのおかげで、私は一時的に十番隊隊長になった。

しばらくして、総隊長のお考えで現世専門の部隊がつくられ私はその隊の隊長に就任した。

その際、呉羽に会いに潤林安にいった。

でも、呉羽の姿はなかった。

呉羽も私をおいていった。

寂しさで胸が押しつぶされそうだった。

帰ろうとしたとき、呉羽の声がきこえたきがした。

振り返ってみると、一件だけぽつんとと建っている家。

そこにはおばあさんと黒髪を二つに結んだ女の子、銀髪に翡翠色の目の男の子。

そして、呉羽の姿があった。

貴「呉羽…。」

呉「…!!」

呟くくらいの声の大きさだったのに、呉羽は私に気づいて走り寄ってきた。

呉「Aー!!?」

貴「うん、そうだよ。」

遠目では分かりづらかったが、呉羽と女の子は真央霊術院の制服をきている。

呉羽は私に抱きついてきた。

女の子はそれを見てオドオドしている。

雛「ク…クレちゃん、その方隊長だよ!?」

あ、今私、羽織着てるんだっけ。

十四番隊の。

呉「え!?隊長になったのか!?」

貴「うん。」

呉「だったら、俺はお前の隊の副隊長になってやる!」

貴「楽しみにしとく。」

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- おもしろいと思います (2015年5月13日 15時) (レス) id: d80487a599 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年3月12日 21時

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