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大好きよ、桃… ページ26
あれから一週間。
私は完全に元の調子を取り戻した。
でも、桃はまだ目覚めない。
卯「言葉を…
言葉をかけてあげてはくれませんか?
彼女は自分を必要としてくれる誰かの呼びかけを待っているのです。」
冬「…今の俺には…
そいつにかけてやれる言葉はないんですよ…。
…失礼します。」
冬獅郎はそういい残して病室を出ていってしまった。
貴「冬獅郎…。」
冬獅郎は桃を守れなかった自分を責めている。
私も…。
卯「高砂隊長…。」
貴「ごめん、卯ノ花。
私も…。
でも、一つだけ。」
そう言って桃に駆け寄ると私は桃の手をつかんだ。
貴「もう、負けたりしない。
桃のことも、冬獅郎のことも、みんな守れるくらいに強くなってみせるから…
だから早く目を覚まして…。」
大好き…。
大好きよ、桃…。
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雫 - おもしろいと思います (2015年5月13日 15時) (レス) id: d80487a599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年3月12日 21時