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勝てない…！ ページ24
〜冬獅郎side〜
藍「残念、見つかってしまったか。
すまないね、君を驚かせるつもりじゃなかったんだ。
せめて粉々に切り刻んでおくべきだったかな？
まぁ、見つかってしまったものはしょうがない。
この子もおまけにあげよう。」
おまけ…？
バッと俺は藍染の方を振り向いた。
その瞬間、奴は刀に刺さっていたものを振り払うようにして俺に投げつけた。
反射的にそれを受け取った。
それが俺の愛しい女の変わり果てた姿とは知らずに。
冬「A……！？なんで…ここに…？」
〜貴女side〜
冬「A……！？なんで…ここに…？」
貴「ごめ…なさ…い。
桃の…かた…き…とれな…か…た…！！
かはっ！ごほっがっ！」
私の口から吹き出す鮮やかな赤、朱、紅。
貴「藍染、市丸…
いつからグルだった…！？
てめえが死を装う前からってことか…！？」
藍「もちろん最初からだよ。
私が隊長になってからただの一度も彼以外を副隊長だと思ったことはない。」
冬「それじゃあ、今まで雛森も俺もAもてめえの部下もほかのすべての死神も…
騙してやがったのか！！？」
落ち着いて…。
冬獅郎…。
怒りに身を任せても…勝てない…！
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雫 - おもしろいと思います (2015年5月13日 15時) (
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2015年3月12日 21時
