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来ちゃ…ダメ…！ ページ23
貴「くっ…！
破道の九十一 千手皎天汰咆！！」
ドドドドドドトドドッ！！
煙の中から出てきた藍染には傷一つついてはいなかった。
貴「そんなー」
ドスッ！
え…？
後ろから私は貫かれてしまった。
貴「かはっ……。」
血の味がする…。
後ろを振り返るとニヤリと笑うギン。
貴「ギ…ン……！！」
市「すんません、藍染隊長。もうすぐ来てまうんで。」
藍「かまわないよ、ギン。」
ズッ…。
ドスッ！
貴「ぐっ…あぁっ…！！」
ギンが刀を抜いた瞬間、藍染が再び私を刺した。
藍「さようなら、高砂隊長。」
ざっ！
冬…獅郎…？
藍「やぁ、日番谷くん。」
冬「藍染…！？
どういう…
本当に藍染なのか…？」
藍「見てのとおり本物だよ。」
藍染は私の方に体を向けたまま、顔だけ振り返り答える。
藍「予想よりずいぶんと、早いご帰還だね。日番谷隊長は。」
藍染はギンを一瞥し言った。
市「すんません。イヅルの引きつけが甘かったみたいですわ。」
冬「なんの…
なんの話をしてんだ、てめえら！」
藍「なんの話？
戦術の話さ。
敵戦力の分散は戦術の初歩だろう？」
冬「敵…だと…！？
雛森はどこだ！？
どうしてこっちを向かない！？」
ダメ…
来ちゃ…ダメ…！
シュンッ！
冬獅郎が桃を見つけた。
冬「雛…森…？」
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雫 - おもしろいと思います (2015年5月13日 15時) (
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2015年3月12日 21時
