ブリーチファンによるブリーチファンのためのブリーチのお話(原作沿い) その弐 (ページ19)

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そんなことができるとは…。　冬獅郎side ページ19

芦屋が死んでまもなく、俺は再び現世に派遣された。

貴「きゃあっ！」

冬「A！！？」

貴「大丈夫、交わせたから。」

そう言って左手を背にかくした。

冬「なら、左手見せろ。」

貴「…はい。」

潔く見せたのはいいのだが、傷がない。

冬「…？」

貴「かわしたっていったでしょう？」

冬「…悪い。」

虚の討伐を終え、尸魂界に報告に二人で帰った。

報告を終え、瀞霊廷を歩いているとAはいきなり倒れた。

俺はAを抱えて、四番隊へ急いだ。

冬「卯ノ花隊長！」

卯「！！

見せてください…！！

毒を持つ虚から攻撃を受けたようですね。

…どうしてこんなになるまでほうっておいたのですか？」

冬「え…？」

貴「卯ノ花…、冬獅郎は悪くない。

私が…傷を…隠したりした…から…。」

かくした…！？

冬「かくしたって…どうやって！？」

貴「…曲光をつかった。」

卯「なるほど。曲光で傷だけを隠したのですね。」

そんなことができるとは…。

卯「…あとでお話ししましょうね、高砂隊長。」

貴「…はい。」

このあと卯ノ花にこっぴどく叱られたらしい。