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不安な種:5 ページ6






六「他班の捜査進捗はどうですか?」

佐「明確な手掛かりはないと思う。『動画』以来 向こうも警戒しているみたい…」


夜の道を6人で歩いている

今日は仕事が遅くなってみんなで一緒に帰っている


不「んじゃ キジマさん襲われるの待ちだな」

佐「不知くん…」


佐々木さんの苦笑いのあと

フッと目の前に人影



呉「!…あの人…」


オークションの時、私を襲った喰種

マスクをつけて、まるで待っていたと言うように立っている



不「!、アイツっ…」


突然 向こうに走り出す喰種



ダッ

それを不知くんと瓜江くんが追いかけて行った



佐「…!不知くん!瓜江くん!」


佐々木さんが呼び掛けるも

それを無視して行ってしまった。



佐「追いかけよう!」

呉「…はいっ」



_______


______________




コツ…



呉「…………止まって下さい。足音が聞こえます」

佐「…。」



薄暗い地下の駐車場

その暗闇の向こうから現れたのは



呉「白スーツ…(アオギリの喰種)」



「コイツらかァ?」

「見ろよ承正 ガキの集まりじゃん」



ガタイのいい男と細身の男。

それに続くようにぞくぞくと白スーツの喰種が現れた。



「ったく…本当にこんな人数いるのかよ。トルトルに小瓶まで呼んじゃって。」

承「ホオグロ。我々にとって貴重な仕事 準備は過剰な程が丁度いい」


呉(何故…。アオギリの喰種が)



ジリジリとこちらに進んでくる白スーツ。

私はクインケのケースに手を伸ばす。


「「ナキの兄貴の代わりは…」」





呉「佐々木さん。」

佐「ああ。頼むよ」





「「俺らがキッチリこなす!」」



その瞬間に佐々木さんに攻撃を仕掛けた白スーツ。

佐々木さんは軽々と回避



呉「透!才子ちゃん!行くよ!」

六「え!でもっ」

呉「罠だから!不知くん達私追いかけるのっ」



きっと佐々木さんは大丈夫。

そう確信してる。


才「ママン…」

呉「佐々木さんなら大丈夫だよ。才子ちゃん。」


不安な表情の才子ちゃんの為に

笑いかけて走った。




しかし__








「トオル」




「「!!」」


ヒョコッと顔を出したそいつは嬉しそうに笑ってる。

そう簡単には通らせてくれないか。



六「トルソー…」

ト「来ちゃった」





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餅原 葵(プロフ) - ユズポヨ(*´ω`*)さん» ユズポヨさんっ。大変遅れてしまいました…。申し訳ございません!コメントとっても嬉しかったです。 (2018年8月2日 21時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
ユズポヨ(*´ω`*)(プロフ) - 六月君好きすぎてヤバい人です。なので六月君出てきてくれて嬉しいです! (2018年6月18日 19時) (レス) id: c5765c3274 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水縹 葵 | 作成日時:2018年6月11日 16時

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