Qs班副班長の不安な種【東京喰種:re】

不安な種：１３ ページ14

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呉「呉羽 絆！ただいま戻り＿」


才「おめでとぉおお！絆ー！」

呉「才子ちゃん。すごいかぶってる」



私の注意も聞かずに才子ちゃんは私に抱きついた。

今日は退院が出来て仕事に復帰！

後遺症も傷跡も残らずに私の体は今、新品同様なのだ



六「お帰り。絆ちゃん」

呉「あ、透！ただいま！」


透の声を聞いて顔が華やいだ。

安心する声なのだ。



佐「絆ちゃん。復帰早々で悪いんだけど」

呉「はいっ。何でしょう」


早速お仕事だ。久々にに腕が なる



佐「マスク作戦が通ったんだ。だから…はい！」

呉「おおっ…綺麗ですね」


ポンと手に渡されたのは、マスク


白と赤のハートのクイーンみたい

片方のみハートの穴があり、ここから眼を出すようだ。



呉「ウタさんに感謝ですね」



私はライトにマスクを照らしてみる。

でも…なんか見たことがあるような…



不「おーい。絆」

呉「ん？どうしたの？ボウズ不知くん」

不「ボウズはいいだろっ」


まだ若干照れてる不知くん

うん。ボウズになったばかりだもんね


呉「というか…何故ボウズ？」

不「気合い入れるためだ！」


呉「ほー…。なるほどね。

それで？用事は」


不知くんのボウズ事情を知れたので本題を聞いた



不「ああ。なんかお前宛に届いてたから」

差し出された箱


呉「あ！これっ。鈴屋さんからだ」

佐「え！」



可愛らしい箱から中身を取り出す

登場したのは大きなケーキ


才「むほぉお！ケーキぞケーキぞ！」

呉「えーっと。『退院祝いです。なかなかお見舞いの機会が作れなかったので』だって
嬉しいっ。」



ケーキの箱についていた手紙を読んで飛び跳ねた。

でも、才子ちゃんが一番喜んでいる。





佐「さ、ご飯にしようか？」

才「ケーキ！」

佐「食後ね」




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