Qs班副班長の悩みの種【東京喰種:re】

悩みの種：１ ページ3

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呉「ハァッハァッ！」



大量の資料を持ってCCGを走る


呉「いた！＿＿佐々木さん！」



女の人と何やら話していたが

相変わらず優しい笑顔の佐々木 琲世さん


佐「あ、絆ちゃん」


呉「お疲れ様です。任された仕事、全て終わりました。
ってそれは置いといて。瓜江くんと不知くんが単独行動をしてます！」

佐「ええっ！？」

呉「えと、そのっ詳しくは透が知ってるので！すみません。私二人に連絡とっておきます」

佐「お願いするよ。」

呉「佐々木さん あとで会いましょうでは！」


持ち前の俊足でCCGをあとにする

佐々木さんに一方的に話してしまったのは申し訳ないが

私はあの自由な瓜江くんと不知くんを止めなければ


まずは不知くん。



呉「全く…なんで連絡つかないかな？」


バギッ


思わず持っていたシャーペンをへし折ってしまった


呉(…この馬鹿力 直せないかな…)

恥ずかしくなってそそくさと壊れたシャーペンをポケットにしまう

すると


「何 あの子…怖いわ」

「素手でシャーペン折ったわよ…」


私の周りにいた人達が不審がってじろじろこっちを見ていた



＿＿＿＿通報されたら困る


呉「あ…はは…失礼しました」


一瞬 そんな言葉が脳内を横切り

なんとか誤魔化そうとして立ち去る



呉(全っ然出てくれない……………何を追っているんだっけ…トルソー？って言ってたかな？)


Aレート、新人の私達には危険過ぎるよ



汗が頰を伝い 足が重くなる

もしかしたら不知くんがバイクに乗っていく可能性があると見てバイクの

ある場所に向かってる



ドゥルルッ


バイクのエンジン音



呉「！あ！」

不「あ？あ！」


予想通り…不知 吟士くんがバイクに乗ろうとしていた


呉「不知くん…どこ行くの？」

不「瓜江のとこ行くんだよ。あいつだけには負けねーからな」


呉「瓜江くんはトルソーを追ってるんでしょ？Aレートだよ。私達には危険！
いくら私達に喰種の力があってもまだ早いよ。降りて、大人しくしてて」


バイクから降ろそうと不知くんの腕を掴む



不「(ッチ絆に何言っても通用しねーな…だったら)絆 行くぞ」

ガシッ


掴んでいた腕を引っ張られて

ヘルメットを被らせられた



呉「え！ちょっと降ろしt」

不「お前もトルソー捕獲に手伝ってもらうぜ！」



ブロロロ！



強制的に乗せられて言い終わる前にバイクが発進してしまった






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