悩みの種：１７ ページ19
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呉「！？」
瞬時に私の目の前に…
腕を掴まれて、もぎり取ろうとしている
呉「こんなとこ…ろでッ」
ギチギチと音が鳴り始めようとした瞬間＿＿
シュバッ
「！！？うぁあああああ！」
喰種の顔にナイフが飛んできて突き刺さる。
それをもろに食らったせいで喰種はもがき始める。
「目ッッガッぁっぁぁ、テメェェエエ！」
六「絆ちゃん！」
呉「！？……………とお…る」
佐「早く六月くんの元へ！ここは危ないから！あとは僕に任せて！」
怒り狂った喰種を佐々木さんが止める。
何でここが…あの情報だけでわかったの？
六「早く！」
私を急かす透。
幸い、脚は動かせれるので力を振り絞って走る。
呉「透っ…」
六「絆ちゃん！？」
ポスッ…
透の胸に飛び込み、顔を埋める。
安心仕切ってしまい、力が抜けていった。
六「おっと…大丈夫…じゃないね。」
腰を支えてくれた透は私に上着をかけてくれた。
まだ体のあちこちが痛む。
しかし、それを和らげるようにして透の暖かい体温が体に染みた。
……………………
佐「絆ちゃん、すぐに応急処置を」
呉「あ、はい。少し休んだら痛みが和らいできました。多分、明日には復活できます。」
佐「そっか。良かったよ大怪我じゃなくて」
私を襲った喰種はAレート。
最近出没して来た喰種らしい。
Aレートに襲われたのに重傷までは行かず
本当に軽い怪我ばかりだ。
佐「この喰種は女性を生きたまま喰べるのが特徴なんだ」
チラリと見ると横たわった喰種はマスクを剥がされて、
幼い 高校生くらいの顔が目をつぶっていた。
呉「…その喰種…………カルマと何か繋がりがあるそうです。」
佐「！？。あのカルマと？」
佐々木さんが驚いた表情で尋ねる。
それもそのはず、カルマはいわゆる一匹狼みたいな喰種。
他の喰種とは関係を持たないからだ。
呉「はい。だから、その喰種は殺さないでおきませんか」
佐「そうだね。じゃあ、本部に連絡しておかないと。」
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餅原 葵(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます！これから、じゃんじゃん更新して瓜江くんとも絡めていきます！ (2018年6月1日 7時) (
レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 朝早くから更新お疲れ様です！これからも楽しみにしてますね！ (2018年6月1日 7時) (レス) id: 9b367ea2db (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - １００人突破！ありがとうございます！ (2018年5月29日 21時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水縹 葵 | 作成日時：2018年4月8日 11時
