39話 一日目 ページ43
〜清正side〜
Aの看病を初めて一日目。
今日は落ち着いているようだ。
深く寝入り過ぎて死んでいるのでは?と心配になるほど…
心配になればAの脈を握り確認する
…よかった、動いている
そんな事を俺は何回も繰り返していた。
三成「清正、Aの様子はどうだ」
清正「三成か。眠っている」
三成「そうか」
そういうと三成は俺の隣に座りAの頭を撫でだした。
三成「…こいつはこうやって頭を撫でられるのが好きなのだよ。昔から…」
それを皮切りに三成は昔話を始めた。
〜三成side〜
浅井家に仕えていた俺達がAと(人4)に出会ったのはいつだっただろうか
なんせ、冷たい雪の日だった。誠一家の跡取りとお姫様というから3人とも緊張していた。
長政様とお市様の近習として使えることになった二人にいろいろ教えてやって欲しいということだった。
そして、Aに関してはもう一つの任務
長政『Aは極度の人見知りだ。しかし、いつまでもそれではダメだ。この世では初対面の人とでも話せなくてはならない」
(人2)『それを手伝ってほしい。どうか、よろしく頼む』
それから、俺たちはいろいろ試したがすべて玉砕。そんなある日
高虎『鍛錬をしてみないか?』
馬鹿だと思った。
三成『馬鹿か!!誠一様のご息女だぞ!!もし何かあったら…!!」
A『……やる』
その一言だった。そこからあいつは変わっていったんだ。
いざ鍛錬をしてみると腕は確かだった。元々、少しやっていたそうだ。
吉継『よくできたな…』
そう言って吉継が頭を撫でてやると年相応の笑顔で
A『……うん!』
そういったんだ。それからしっかり出来たら頭を撫でるなどをして、Aは完全に俺達には心を開いていた。
初対面の人相手には初めは俺たちの後ろに隠れて頭をさげるだけだったが、俺達に心を開いてからは俺達と話している相手になら少しずつ話せるようになっていった。
その時俺は思った
.
.
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この妹のような存在を守らなくては――――――――――と
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愛華(プロフ) - ありがとうございます!!紹介とは………こちらもすごく嬉しいです! (2016年1月31日 20時) (レス) id: a060b194fa (このIDを非表示/違反報告)
誾友(プロフ) - 愛華さん» もちろんです!面白い作品って言ってもらえて嬉しいし凄く光栄です!ぜひ、よろしくお願いします。この事、作品の方で紹介させてもらっても大丈夫ですか? (2016年1月31日 20時) (レス) id: a37a555b7e (このIDを非表示/違反報告)
愛華(プロフ) - ギン友さん!!お久しぶりです!今私、無双の面白い作品を集めて簡単に見れる所を作っています。ここも入れたいのですが、よろしいですか? (2016年1月31日 19時) (レス) id: a060b194fa (このIDを非表示/違反報告)
誾友(プロフ) - まな@楽器の名前は良子です。さん» ですよね(笑)見た次の日友達と議論してました(笑)(ボソッ (2015年10月20日 23時) (レス) id: c94a54016a (このIDを非表示/違反報告)
誾友(プロフ) - まなさん» あ、同じです……(コソッ (2015年10月20日 18時) (レス) id: c94a54016a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルチル | 作成日時:2014年12月23日 12時