34話 追い詰め ページ38
(人4)「待て!!A!!俺は、お前とは―――――!!」
さっきからそればかりを繰り返す(人4)
――――分ってる、戦いたくない事ぐらい
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――――――私だってできることなら戦いたくない
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――――――でもなこの戦国の世は戦う必要があるんだ
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――――――分かれよ
A「黙れ!!誠一家家訓!主君のため、たとえ親族が敵味方となっても問答無用で刃を交えるべし!!」
これを言ったら少しは変わると思ったが(人4)は全く変わる気配がない。
いつも以上に剣先が鈍い。それに殺ろうと思えば背中の銃で殺せるのにだ。
この行動にさすがの私も腹がたってきた。
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――――――――――わたしはこんなに真剣なのに…
――――――――――私だけ、馬鹿みたいじゃん
A「お前は家訓も守れないのか!!」
言いたくない
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こんなこと、言いたくない
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でも――――――――
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ここで言わなかったら
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きっと(人4)はこの時代生きていけない
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優しすぎるんだ
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お前は
A「そんなお前に
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誠一を名乗る資格はない!!」
その瞬間(人4)の目に絶望の色が染まった。
私は(人4)を蹴り倒す。
止めを刺そうとする私の目に映る(人4)の絶望の目。
その目を見た瞬間討つことをとまどってしまった。
小太郎「ククク…背中ががら空きですよ…」
次の瞬間、背中に激痛が走る。
(人4)「A!!」
最後に私の頭によぎったのは
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幼いころの(人4)と私が二人で笑っている姿と
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大好きなあの人の笑顔だった――――――――――
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愛華(プロフ) - ありがとうございます!!紹介とは………こちらもすごく嬉しいです! (2016年1月31日 20時) (レス) id: a060b194fa (このIDを非表示/違反報告)
誾友(プロフ) - 愛華さん» もちろんです!面白い作品って言ってもらえて嬉しいし凄く光栄です!ぜひ、よろしくお願いします。この事、作品の方で紹介させてもらっても大丈夫ですか? (2016年1月31日 20時) (レス) id: a37a555b7e (このIDを非表示/違反報告)
愛華(プロフ) - ギン友さん!!お久しぶりです!今私、無双の面白い作品を集めて簡単に見れる所を作っています。ここも入れたいのですが、よろしいですか? (2016年1月31日 19時) (レス) id: a060b194fa (このIDを非表示/違反報告)
誾友(プロフ) - まな@楽器の名前は良子です。さん» ですよね(笑)見た次の日友達と議論してました(笑)(ボソッ (2015年10月20日 23時) (レス) id: c94a54016a (このIDを非表示/違反報告)
誾友(プロフ) - まなさん» あ、同じです……(コソッ (2015年10月20日 18時) (レス) id: c94a54016a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルチル | 作成日時:2014年12月23日 12時