やめてよして触らないで【東京卍リベンジャーズ】

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興味本位。本当に本当に興味本位だった。



何故か、私の部屋に置きっぱなしのもこもこしてるコート。

この匂い… モッチー様のだ ！


昨日…そうだ。いきなり幹部たちが押し寄せてきたんだ。その時忘れてったのだろう


ドキドキしながらもモッチー様のコートに腕を通す

モッチー様の体格と私の体格は全く違うからブカブカである


咳払いをして


『凍らして砕いて魚のエサだ』



ふふふ、モッチー様の真似。我ながら似てると思う


ニヤニヤして脱ぐ途中視線を感じて顔を上げると



顔を覆うモッチー様と此方もニヤニヤスマホでムービーを撮る九井様。


『な、いいいいつから』


「いや？わりかし始めの方から居たよなァ。モッチー」


「匂い嗅いだ辺りから」

しれっと答える九井様に対して少し恥ずかしがってるのか何も言ってくれないモッチー様。



本当に最初からじゃないですか。


だが本人に見られたなんて…と土下座をする


『申し訳ございませんでした！！ちょっとした出来心で』


カシャ、カシャとシャッター音が聞こえる



めっちゃ撮るじゃないですか！



モッチー様は意外と優しくすんなり許してくれた




だが次の日から梵天メンバーが私の部屋にやたら服を置いてくようになった。



もう真似はしない。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「モッチーばっか彼シャツズルくね？」


「というかアイツ匂いで誰のか分かるとか本当に犬じゃん。流石俺のポチ」

ぶつくさ文句を言う三途春千代。


俺のポチってなんだ。おい。

「なかなか現物も可愛かったぞ？モッチーのモノマネ付きでどうだこれで。」

マウント取りながら俺は指で3を作る

「3？安過ぎンだろ。待てよあるはずだ」

財布をその場で漁り出す。



「ゼロが足りねぇよヤク中」

2個は足りないだろ。

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