【HQ!!】 研磨 「…クロには妹がいて」 夜久 「その子は黒尾以上の厨二病」

厨二病 28名 ページ31

烏野との対面だ、って……イケメン＆天使多くない！？なんだと、音駒が……負けてる。違う意味で。


烏野 「「「「おねがいしゃーす！！！」」」」

音駒 「「「「おねがいしあーす！！！」」」」


おお、さすが運動部男子共。声の響きが半端ない。


？ 「あっ！！」


オレンジのチビが叫んだ。その瞬間全員がそのチビの方を見た。
一斉にみられると気持ち悪いよな。俺は慣れたけどな(｀ー´〃) ﾄﾞﾔｯ!
挨拶も終わったようだ。作戦の打合せをお互いする。まあ俺たちはいつも通り。


猫又 「自分たちのコートにボールを落とすことは避けるんだ。そしてよく……」

猫又 「―――観察しろ。」


おお、監督の目が光った。あ、なんか烏野の監督と火花バッチバチいってるよｗｗ
いよいよ猫ｖｓ烏が始まった。
強いものが上に立つこの世界！理不尽だと言われようが仕方がない！勝ち上がるしかないのだからな！！ふははははは…。


シュッ((

キュッキュキュッ((

ドパーンッ！！！((


…次元が違うのか？セッターがチビにトスを上げるとそこには既にチビの姿。
あの身長で跳んだ。……飛んだ。あいつには羽が見える、見えるぞ……！

それから俺たち音駒は点を連続で取られた。烏野のってんな。でも勝てない。
俺たち猫の鋭い目には……ね、研磨♪


猫又 「…ありゃあ…ダメだ…」

山本 「え？」


俺たちのタイムアウトの時間。久々に山本が喋った！！((


猫又 「あれはとんでもねえバケモンだ…」

夜久 「10番ですか。」

猫又 「10番の動きも変人じみてるがセッターの方だ。」

猫又 「しょうがねぇ天才はしょうがねぇ…が、天才が一人混じったところでそれだけじゃ勝てやしないのさ。」

孤爪 「…翔陽が攻撃の軸…なら止めちゃえばいい…」

山本 「翔陽？名前？誰？」

クロ 「あのすばしこい10番。」

孤爪 「動く範囲を狭くしちゃえばいいよ。そんであとはひたすら追っかける…犬岡」

犬岡 「ハイっス！」

孤爪 「ウチで一番すばしこいのお前だよね。」

犬岡 「あざッス！ハイっス！」

孤爪 「最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに”慣れる”んだよ。」

猫又 「あの9番10番は言わば――鬼と金棒。まずは鬼から”金棒”を奪う。」


なんか口挟む隙が無かった。というか無理な空気だった。
くそぅ！！次こそはっ！！

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