検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:3,349 hit

35 ページ35






『開けろ…開ける?…無理…いや、開けろ…無理…』

呪文のように1人でブツブツ唱える。

リハーサルの場所に指定された、私の目の前の扉の先のスタジオ。

時折、中から笑い声が聞こえて私が入っていいのだろうか…と、悩むこと30分。


「ん…椿じゃん。」

「入んないの?」と言いながらも扉を開けるのは、一ノ瀬さん。


「あ、そらるさん!」

「久しぶりー」

と、ヒラヒラ手を振りながら彼を歓迎ムードのスタジオ。


「じゃじゃーん。これがあの…。」

と、一ノ瀬さんは私の背中をグイッと押して1歩前へ出させる。


『はっ、はじめまして!カメリアです!』

ぺこりと礼をする。


「はじめまして。
この間も自己紹介したけど、XYZでリーダーやってます。luzです。よろしくね。」

luzさんを初めとして、皆さんが自己紹介してくれた。

un:cさんと、あらきさんと、nqrseさんと、ピコさんと、センラさんと、一ノ瀬さんことそらるさん。

「あれ?流れで自己紹介しちゃったけど、まふくんとレインは?」

「あー、なんかまふが体調崩してレインが看病するから休むって連絡来てた。」

un:cさんの質問に一ノ瀬さんがLINEを見せて答える。

おお、まふまふさんとレインさんもいるのか…

1人で感動していた。

36→←34



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , まふまふ , 両片思い   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Ü | 作成日時:2017年11月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。