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『ねぇ!真冬くん!今日一緒に帰れる?』

久しぶりに幼馴染に話しかけてみた。

「え、えっと…ごめんね。今日はレイラとそらるさんと帰る約束してるから…」

と、断られてしまう。


さびしいな。


『そっか。ごめんね。じゃあ、また今度!』



「まふ、そらる、屋上いこ。」

少し気だるそうなレイラちゃんの声で二人はレイラちゃんについて行った。



『っはあああああ…またダメだった…』

と、ゆっくりしゃがみ込む私に寄ってくるのは涼花。

学年の女子のリーダー。

つまり、1軍女子。そして、ギャル。

そんな彼女は私の親友だ。

「本当に飽きないね…」

見た目とは反するほど優しい声を掛けてくれる。


別に真冬くんが好きなわけでは無い。

ただ、前みたいに仲良くなりたいだけであって…


でも、毎度毎度このようにフラレている。


『別にいいし…私は私なりに頑張るんだから!!』

「やるぞ!」と、腕を突き上げて立ち上がる。

「それでこそ。Aね。」

と、涼花は少し微笑んだ。


【卒業までの目標】
真冬くん昔みたいに仲良くなる!!!!

3→←【SETÜP】



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設定タグ:歌い手 , まふまふ , 両片思い   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ü | 作成日時:2017年11月23日 23時

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