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Aは生まれつき体が弱く
ずっと入退院を繰り返していたらしい。
けど小学校上がる前心臓の病気になって
そこからはずっと病院で
過していた
それから少し安定して、中学の時は
ずっと家で静かに暮らしていたらしい
中学の時にピアノで曲を
作ってその曲が
Aのお父さんの妹である林檎が
聞いて、シャイニングに伝わって
そこから僕たちの作曲家としてデビュー
することが決定した
その時は、心臓の方も、体調の方も
ずっと安定してたから
寮に入る事もそのまま決まって
僕たちの専属作曲家になった
A「はじまして坂本Aです」
最初の印象のAは華奢で
笑顔の素敵な人だったと思う
けどその時からシャイニングには
Aは事情があって本格的な
活動は出来ないといわれてたけど
同時の僕たちにはそれ以上聞けなかったし
別に聞こうとも思わなかった
結局は作曲家だから
なんて思ってたから。僕はね。
蘭丸「おい、俺らが無愛想みたいになってんぞ」
カミュ「そうだ、どういうことだ」
藍「事実を伝えただけだから」
けど一緒に暮らすうちに
Aはどんどん馴染んでいって
今に至ったわけ。
そして馴染むと分かるのがAの
本当の姿
まず食事の量
僕はあんまり食べないから分からなかったけど
一般の目を向けると圧倒的に少ない量
けどこういう人もいるのだろうで済んでいた
体調を壊す日が多い
これは当初は気にしてなかったし
少し弱いのだろうと思ってただけだった
けどそれは違った
今日みたいにAが苦しみ始めた
そして病院に行けば
酸素マスクを着けてたくさんの管に
つながれたAが
そのあと話せるようになって
僕たちに話してくれたんだ
心臓の病気
薬のせいですぐにお腹いっぱいになる
普通の人より体調を壊しやすい
普通の人より寿命が短い
音也「どういうこと・・・・」
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作者名：くりりん | 作成日時：2014年12月3日 23時
